まだ間に合う！子どもの夏休み留学で英語力アップ「40万円以下」で行けるオススメの国は？

多国籍な大型キャンプ参加なら
2024年夏もまだ間に合う

　それでは、15歳未満の子どもを、2024年夏にキッズ・ジュニアキャンプに参加させたい場合はどうしたらいいのか。それには、多国籍開催の大型キャンプを狙うといい。

　セブ留学アカデミー（https://www.cebu-55.com/）の代表で、韓国系の学校にも詳しい早川峻さんに取材したところ「今年はCIAのジュニアキャンプがよく売れましたね」と、韓国系の学校の名前を挙げた。また、スクールウィズ（https://schoolwith.me/countries/PH）のようなフィリピンに強いエージェントに問い合わせれば、韓国系の学校を含め、詳しい情報を教えてくれる。

　日系語学学校の老舗であるQQイングリッシュは、2024年夏のサマーキャンプをまだ受付中だ（7月中旬時点）。こちらのサマーキャンプでは、親子留学（子どもの年齢は4～14歳）またはキッズ・児童留学（10歳から単独留学が可能）を受け入れている。同校の特徴として、セブ留学の学生に多い日本人、韓国人だけではなく、アラブ諸国、モンゴル、中国、香港、ロシアからの児童も受け入れているため、子どもたちは各国の生徒と一緒にグループクラスで学ぶ経験をすることになる。勉強として「英語」に触れる前に、目の前にいる子どもと純粋にコミュニケーションを取るために、英語というものがツールとして必要なのだということを体験する、記憶に残る体験になるだろう。特に幼少のお子さんにとっては、「国籍」や「国境」などいう概念さえ知る前のこうした体験は、語学以上の学びになるかもしれない。

　子ども単独では、実施3回のうち最終回となる8月7日～8月20日の申し込みがまだ間にあうという。親子での参加はVISA申請の工程がないためまだ余裕があり、7月10日～8月20日の6週間開催を3タームに分け、その1タームから全期間で参加が選べるほか、1週間だけを希望する場合は、7月10日、17日、8月7日、14日にスタートできるという。いずれにせよ、この夏の参加を考えている方は早めに問い合わせをしたほうが良さそうだ。