テーブルの上に献立表があったので見てみると、事前に1カ月分のメニューがきっちり決まっているようです。土日祝日関係なく、月曜から日曜まで毎日営業、朝昼夕食毎日3食提供しているあたりはさすが。基地は365日休みなしなんですね。

 翌日は、幹部食堂の会食場にお邪魔しました。そのときのお昼がこちら。

この日はラーメン、おにぎり、小鉢という献立でした。主食多めこの日はラーメン、おにぎり、小鉢という献立でした。主食多め Photo:Diamond

 この日はラーメン、おにぎり、小鉢という献立でした。メニューは隊員と同じで、食器だけ違うとのことです。

箸置きが戦闘機の形箸置きが戦闘機の形。ブルーインパルス?(多分違う) Photo:Diamond

 箸置きがかわいかったので、思わず写真を撮ってしまいました。……ということで、お待たせしました、いよいよ本編スタートです。

E-2Cの特徴を教えてもらおう

 前回から始まった、E-2C早期警戒機の見学。前回は、レーダーの詳細や艦載機としての特徴を伺った。この辺りをもう少し詳しく掘り下げていこう。お話を伺うのは、今回も航空自衛隊 警戒航空団 第603飛行隊長 坂田篤史2等空佐である。

航空自衛隊が誇る空飛ぶレーダーサイト「早期警戒機」の秘密に迫る!E-2C、E-2D、E-767って何が違うの?E-2C早期警戒機。早期警戒機とは、レーダーを装備しており、航空機など空中目標を探知・警戒するための飛行機のこと。E-2Cも背中に大きな丸いレーダーをつけている Photo:Diamond
真横から見たE-2C早期警戒機。翼が折りたためるようになっている真横から見たE-2C早期警戒機。翼が折りたためるようになっている Photo:Diamond

フェルディナント・ヤマグチ(以下、F):E-2Cはもともと艦載機であるため、主翼が折り畳めて尾翼が低く、着艦フックがあることを教えていただきました。他に特徴はありますか?