ワタミ・渡辺会長へのリクエスト

サブウェイとマクドナルドの「決定的な違い」ワタミ・渡辺美樹会長に伝えたいヘビーユーザーの切実な願い「コロコロポテト」のハーブソルト味 Photo:Diamond ※写真はまだまだたくさん!次ページ以降を要チェック

 サブウェイのポテトは、注文すると目の前のオーブンでローストしてくれる。マクドナルドのポテトの100倍おいしく感じる。

 ロースト中の香ばしい香りがあたりに立ちこめ、持ち帰りの地下鉄車内では他人の視線をずいぶん感じたものだ。こうした香りは集客にも大いに役立つはずだ。やはり、注文に煩わしさを感じさせてはならないと思う。

 これらの問題は、アプリを導入することで簡単に解決できる。アプリなら、細かい注文もゆっくりと時間をかけて選択できるため、店頭でのストレスを軽減できる。

 ワタミの渡辺会長には、サブウェイのオプションを削減しないでほしいと心から願う。私のお気に入りのメニューとオプションは以下の通りだ。

 オーダーは、「生ハム&マスカルポーネ」。生ハムが好きだからというより、なめらかなマスカルポーネチーズが絶品なのだ。どのサンドイッチを頼むときも、私はマスカルポーネチーズを100円で増量する。有料だが非常においしく、マストバイだ。

 100円というムダにも思える投資をしたからこそ、それ以外は徹底して無料オプションで攻める。レタス、トマト、ピーマン、オニオンの無料オプションは「すべて増量で」と伝える。この段階で店員との間に微妙な緊張感が走る(気がする)。

 さらに、オリーブ、ピクルス、ホットペッパーの増量も指示する。いずれも無料で、ここまで無料増量オプションで攻めると店員もあきらめたように淡々と作業を進める(気がする)。むしろ、作業に集中する店員を見ながら、きちんと全ての野菜が増量されているかチェックするために、にらみをきかすことにしている。

 ドレッシングはお好みだが、私はバジルソースを選ぶ。これが増量したマスカルポーネチーズとよく合うのだ。こうした注文も、アプリなら店員への無駄な遠慮が不要になる。

 10年前の2014年には約480店舗を展開していたが、現在は178店舗にまで減少している。投資にかける資金が不足しているのだろうが、ここはワタミに奮起してもらいたい。アプリ導入を含めた新しい試みで、サブウェイがかつての勢いを取り戻すことを願う。