デロイト気鋭の戦略コンサルタント・望月安迪氏が、最小の労力で最大の成果を生み出す「目的」起点の思考法を伝授。第4回目の動画では、その核心となる「5つの基本動作」に焦点を当てる。望月氏は、認知・判断・行動・学習・予測の「5つの基本動作」を活用し、仕事の進め方を検証しなければ、必ず限界に直面すると指摘する。成果を出し続けるには、この動作を使いこなし、戦略的に仕事を進めることが不可欠だ。本動画では、「5つの基本動作」の実務への活かし方、職業人生を通じて自分なりの「型」を作り上げていくことの重要性を伝える。

仕事の「型」を持たない人は必ず限界を迎える

 若手のうちは、小さなタスクなら勢いでこなせる。

 しかし、管理職やリーダーを目指すなら、大きな仕事ほど「型」がなければ限界がくると望月氏は言う。一度確立した「型」は、環境が変わっても応用が利き、職業人生を支える柱となる。

 そのためには、「5つの基本動作」を繰り返し実践し、無意識に使いこなせるレベルまで落とし込むことが不可欠だ。この動画では、時短術やハックでは身につかない、本質的な仕事の「型」を習得する思考法を解説する。

望月安迪(もちづき・あんでぃ)
 1989年生まれ。飛び級で大阪大学大学院 経済学研究科 経営学・金融工学専攻修了。経営学修士(MBA)。2013年、デロイト トーマツコンサルティング(DTC)に参画。経営戦略策定・M&A案件を専門とするStrategy&M&Aユニットにも所属。ファーム内で数パーセントの人材に限られる最高評価(Exceptional)を4年連続で獲得、複数回の年次スキップを経てディレクター職に昇格。デロイト トーマツ グループ全体を対象とした「ロジカルシンキング」研修講師を担当、初年度で200名以上の受講生を受け持つ。著書『目的ドリブンの思考法』『シン・ロジカルシンキング』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。