フロントのフォグランプを点灯したら、メーターパネル内などに左下向きに光を放つライトを模したマークが緑色に点灯します。一方、リヤフォグランプのマークは右向きで光線は水平、しかも黄色かオレンジ色です。つまり、リヤフォグランプは「水平に光を発しますよ」ということを表しています。そして一般的に緑色は表示灯、黄色は警告灯です。リヤフォグランプを点灯するということは、警告に値する行為なのです。

トラックの泥除けや路肩灯
なぜ「まぶしい」の原因に?

 続いて、意外とまぶしいものとして、トラックなどに装着されているステンレスの泥よけがあります。昼間は気にならない泥よけですが、夜間にステンレスの泥よけを付けているトラックの後ろになると、自車のヘッドライトが泥よけで反射されてかなりまぶしく感じます。

「最近の自転車のライト、まぶし過ぎん?」→ぜんぜん気のせいじゃなかった!Photo:PIXTA

 泥よけはヒラヒラと動くので、ちょっと車間距離を広めに取った程度では、まぶしさを避けられません。クルマの後部には必要以上の反射材や反射する部品の取り付けは法律で禁止してもらいたいものです。

 トラックといえば、後輪のあたりを照らしているライトにまぶしさを感じたことはありませんか? トラックは交差点を曲がる際の巻き込みを防止することや、後輪部分の見切りを良くするなどの目的で、後輪あたりを照らす路肩灯が取り付けられることがあります。

 この路肩灯がやたらと明るく、まぶしく感じることがあります。ステンレスの泥よけと違って路肩灯には規格があって、明るさは300cd(カンデラ)までと定められています。スマホの画面が250~450cdとされるので、300cdはかなり弱い光です。まぶしいと感じる明るさや、後輪以外の部分を照射しているものは違法性が高いものを取り付けているかもしれません。