嵐の人気を支えている
「年輪モデル」
――先生は、嵐の人気を支えているのがファンクラブを中心とした「年輪モデル」だと指摘されていますね。

若い頃ファンになった人が年を経ても抜けることなく、その層が樹木の年輪のように、どんどん増えていっているのが特徴的です。ファンクラブを核として、多層的にさまざまな世代のファンが嵐の人気を支えているのです。
ただ、少子高齢化が進み、日本国外にも市場をさらに発展させていきたいという意図があるのではないのでしょうか。それが、こうした新たなネット戦略の展開につながっているのかもしれませんね。