東京ディズニーシーの
「アラビアンコースト」改良版が移植か
中東を舞台にしたディズニー映画は、今のところ「アラジン」だけです。加えて、アラブの世界観を描いた物語といえば、「千夜一夜物語」(アラビアンナイト)が有名です。なので、これらをテーマにしたエリアや冒険もののアトラクション、レストラン、ショップができると推測します。
東京ディズニーシーには「アラビアンコースト」エリアがあり、4つのアトラクションがあります。
(1)「キャラバンカルーセル」:ジーニー(魔法のランプをこすると出てくる魔人)を主役にしたメリーゴーランド
(2)「ジャスミンのフライングカーペット」:アラジンに登場するプリンセス・ジャスミンを主役にした、空飛ぶ絨毯に乗って旋回するライド
(3) 「マジックランプシアター」:ジーニーを主役にした、3Dメガネをかけて鑑賞するシアタータイプのショー
(4) 「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」:アラビアンナイトの冒険者シンドバッドを主役にしたライド
アブダビに、これらと似たアトラクションができる可能性は高いでしょう。ショー・パレードもアラジンやアラビアンナイトをテーマに、現代風にアレンジしたものが予想されます。
ディズニーランドは、既存のパークにあるアトラクションの改良版を、新しいパークにつくる傾向があります。例えば、米国パークの初代「スプラッシュマウンテン」はボブスレーのような1人×6列乗りですが、東京ディズニーランドのそれは2人×4列乗りになりました。
そのため、アブダビにアラビアンコーストのようなエリアができれば、東京ディズニーシーで長く運営してきたものを改良し、新しいエッセンスを付加したものが出来上がることでしょう。

