
予算15万円~
バリ島(インドネシア)
夏休みにダントツでおすすめのコスパ抜群リゾート地が、インドネシアのバリ島だ。5~10月にかけて、晴天続きで湿度が低い乾季、つまりベストシーズンを迎える。
バリ島の魅力は、島は意外と広く、見どころが盛りだくさんなこと。中でもバリ・ヒンドゥー教の文化は、インドのヒンドゥー教とも異なり、世界で唯一無二のものだ。「世界一美しい夕日」で知られるタナロット寺院や、独特な舞踊や音楽で幻想的な世界を表現するウブド王宮のショーは、老若男女問わず楽しめる。
アクティブ派なら、サーフィンやダイビングの世界的スポットがあるし、山もあるので渓谷や高原をハイキングすることも可能。あるいはゴルフ場もたくさんある。リゾートホテルやカフェは星の数ほどあるので、のんびり過ごすのもいいだろう。バリ島の楽しみ方は意外と豊富なことが、リピーターを引き付けている。
さらに足を延ばせば、素朴な自然風景が残る西隣のロンボク島、コモドドラゴンで有名なコモド島、ジャワ島にある世界最大の仏教遺跡ボロブドゥールなど周辺地域へのオプショナルツアーを楽しむことも可能だ。
何よりコスパがかなりいい。物価が総じて日本よりも安いうえ、ホテルは1泊1万円台で4つ星クラスに泊まれたりする。さらにインドネシアはLCC(格安航空)の激戦国なので、飛行機代は経由地と時期次第でかなり安くできる。
筆者が調べてみたところ、お盆の時期(8月9日~13日)の直行便だと18万円以上かかるが、シンガポールなどを経由する便だと10万円を切る(乗り継ぎ時間はかかる)。
筆者自身の体験として、(1)8月下旬や9月に夏休みをずらして取得する、(2)6月ごろに案内が来る航空会社のセールでチケットを購入すると、LCCではなくフルサービスキャリアで5~6万円で往復チケットを買えることもある!
治安は良好で古くからの観光地であるため英語や日本語が通じる場所も多く、海外旅行ビギナーでも安心だろう。