ただし、1月1日生まれの場合は、18歳になる前年の年末までに売却しないと課税されてしまうので注意が必要です。
本来ジュニアNISAの非課税期間は5年間でした。新NISA制度スタートに伴い、非課税期間が満了すると自動的に継続管理勘定へ移管され、口座名義人が18歳になるまで非課税で保有できるようになりました(新規購入は不可)。
18歳になった年末時点で投信等を保有している場合は、自動的に課税口座(特定・一般)に移管され、その後は売却益などに課税されます。
また、従来は災害など特別な理由がない限り口座名義人が18歳になるまで資産を引き出せなかったのですが、2024年以降は年齢や理由を問わず、保有している投信等の全額を非課税で引き出すことができるようになりました(一部のみの引き出しはできません)。その際、ジュニアNISA口座は閉鎖することになります。
非課税期間を過ぎたとき
投資家は2つの選択を迫られる
Q 旧NISA口座の非課税期間を過ぎてしまったら?
Ans. 今後の値上がり益にも課税されるので、課税覚悟で売却を。その資金で同じ商品を買い戻すか、他の商品の購入を検討。
Ans. 今後の値上がり益にも課税されるので、課税覚悟で売却を。その資金で同じ商品を買い戻すか、他の商品の購入を検討。
旧NISA口座で保有している投信を非課税期間のうちに売却し忘れた!実は私、これをやってしまったんです…。旧一般NISA口座で2019年に購入した投資信託があったので、「2023年末までに売却しなければ」と思っていたのですが、12月は何かと慌ただしくて、うっかり年を越してしまいました。
2024年1月にハッ!と思い出しましたが、時すでに遅し…。保有している投資信託は課税口座に移管されていました。
さて、どうするか。選択肢は2つ。(1)課税口座で保有し続けるか、(2)課税覚悟で売却して新NISA口座で買い戻すか。
私が選んだのは、「(2)課税覚悟で売却して新NISA口座で買い戻す」です。
旧NISA口座で保有していたのは日本株の配当利回りファンドです。