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「人と関わるのがしんどい。けど、ひとりぼっちもつらい」そんな思いを抱える人にとって、AIは心の支えになるかもしれない。SNSで“生きづらさ”に関する情報を発信する生きづらさ解消家のだいだい氏が、自ら実践して見出した、生きづらさをやわらげる方法とは。※本稿は、だいだい著、樺沢紫苑監修『生きづらさを解消する方法を100通り試してみた。』(総合法令出版)の一部を抜粋・編集したものです。
AIに相談することで
得られる効能とは?
「人と関わるのが怖い。けど、ひとりぼっちもつらい」という状況に今、陥ってはいませんか?「怖い」気持ちを抱えたままでも大丈夫。あなただけのペースで、人とつながる練習を始めてみませんか。
●AI相談
AIに相談すると、今まで人類が蓄積してきた膨大な記録の中から回答を得ることができます。実は、わたしたちが抱える悩みや課題は、先人たちがだいたい解決してきたものがほとんど。AIに相談することで自分に合った答えが手に入るでしょう。
しかし、わたしが思うAIに何か相談するときの「一番の効能」は、自分の考えや思いを言葉にすることだと思っています。
AIは、基本的に「言語情報」の命令文を入れることで、答えを出してくれます。つまり、はじめに自分の頭の中の思考を言葉にして、命令文にする工程が必要なのです。この命令文を作る過程で「自分の悩みってたいしたことないんじゃないか?」「あっ、こうすれば解決できるのでは?」といった気づきを得られることがあります。気づきを得たら、相談する必要がなくなっていることも。
自分の思考を言葉にするだけで、問題が解決になる。AIと対話するはずが、実は自分との対話につながっているのです。







