野崎は東京女子大卒で、テレビ朝日に入社後、国際基督教大大学院修士―米コロンビア大国際公共政策大学院修士―タイ・チュラロンコーン大修士などで勉学に励んだ。現在はフリーアナウンサー、シャンソン歌手だ。
テレビやラジオのアナウンサーやキャスターになった川女OGはさらに、菅野真美恵、古川枝里子、五戸美樹らが挙げられる。
写真家から漫画家まで
多士済々の卒業生
川女1年生だった石川真帆は23年12月、第14回「いっしょに読もう!新聞コンクール」(日本新聞協会主催)の高校生部門で最優秀賞に輝いた。
写真家では、長島有里枝がいる。2001年に写真『PASTIME PARADISE』で第26回木村伊兵衛賞を受賞した。川女を経て武蔵野美術大―米カリフォルニア芸術大修士―武蔵大前期博士課程と進学した。筆も立ち2010年に、『背中の記憶』で講談社エッセイ賞を受賞した。
北川恵子は彫刻家で、元女子美術大教授だ。川女の正面入り口の脇の「春を訪ねて」のブロンズ像は、開校100周年を記念して北川が手がけた作品だ。
上田三根子はイラストレーターで、明るくポップな画風とおしゃれなセンスは人気が高く、幅広い分野で活躍している。ライオンの「キレイキレイ」ブランドのデザインでおなじみだ。
漫画家では、旧制川越高等女学校(現在の川女の前身)を経て女子美術大を中退した花村えい子がいた。「週刊マーガレット」「女性セブン」などで、働く女性を題材とした作品を発表した。読者が成長するとともに、少女漫画からレディースコミックへ活動の場を移した。
漫画家、イラストレーターでは、服部あゆみ、吉川うたたもOGだ。
村田さち子は作詩家、翻訳家だ。NHK音楽コンクール中学校課題曲「ミスターモーニング」の作詞やディズニーの絵本の翻訳など、多くの作品がある。明治学院大英文科卒だ。
音楽で才能を発揮したOGでは、バイオリン奏者の矢津朋香がいる。桐朋学園大演奏学科院卒でパリ・エコール・ノルマル音楽院修了だ。







