イメージ写真写真はイメージです Photo:PIXTA
*本稿は、現在発売中の紙媒体(雑誌)「息子・娘を入れたい会社2026」の「社会人1年生が振り返る就活のホンネ」を転載したものです。

入社して半年以上経った社会人1年目の先輩たち。激動の就活を経て、実際に就職した今彼らは何を感じ、自らの就活をどう振り返るのか。我究館就活研究所の小田切優斗所長をファシリテーターに、卒業生3人に、就活中の後輩たちへのアドバイスを聞いた。2回に分けてお届けする。(取材・文/平 行男 イラスト/PIXTA)

社会人になって見えた
これからのビジョン

――入社前に描いていたビジョンと現在の心境に変化はありますか(青文字=小田切優斗所長、以下同じ)。

しま 今は目の前の業務を覚えるのに精一杯の状況で、先のことはあまり見えていませんが、この会社にずっと勤務することも選択肢の一つだと思っています。

 学生時代は「多くの人が健康で充実した人生を送れる世界を実現したい」と考えていました。現在の勤務先はグローバルに展開し、医療機器と製薬の両方で事業展開しています。

 どのフィールドに配属されても、その理想の実現に向けて貢献できると思う。ただ、キャリアの可能性が想定以上に広がったことで、むしろ悩みが増しています。

 3、4年目の段階で、次のキャリアステップがより明確に見えてくるのではないかと予想しています。

中村(プロフィールは次ページ) ビジョンを明確に設定しなければ動けない性分なので、将来のキャリアパスについてもきちんと設計しています。私は元々マーケティングを希望していたのですが、営業に配属されました。

 実際にはマーケティング的な業務も多いものの、専門的なスキルは身に付けられません。

 そこで20代のうちにマーケティング部へ異動し、その領域での経験を積みたい。その後、再び営業に戻るという道も検討しています。

 営業経験を通じて顧客ニーズを深く理解することで、後のマーケティング活動がより実践的で説得力のあるものになると確信しています。マーケ視点を持つ営業として、組織の利益に貢献していきたいと考えています。