もちろん、全ての企業が長期の自粛を即断できるわけではありません。企業の規模、事業構造、業界の特性によって、取るべき戦術や最適解は異なります。しかし、どのような企業であっても、経営者が自らに問うべき「判断の軸」は共通しています。

 不祥事は、いつ、どの企業にも起こり得ます。 現代は「起きないこと」よりも、「起きた後にどう向き合うか」で企業の真価が格付けされる時代です。

 そのとき、目先の売り上げを守るのか、未来の信頼を守るのか。 あなたの企業は、どちらを選ぶ組織でありたいでしょうか。 その問いへの答えを準備しておくことこそが、予測不能な時代において企業価値を守る、最も確からしい投資となるでしょう。