スタートアップ就職の前に
インターンで経営者に会う
経営企画をしながら営業、組織作り、採用、広報といった兼務もまれでなく、汎用性のあるポータブルスキル、テクニカルスキルも習得でき、「市場性」も「再現性」も身に付く。リスクテイクの裏腹として、市場価値の向上がある。
コンサル企業(プロフェッショナルファーム)とスタートアップで働くことの違いを図表2に示した。起業したいと思う人はスタートアップへの就職がより有効だろう。コンサルでもマネジメントスキルは短期で習得できるが、起業家に最も必要な実行力や推進力は、スタートアップにおいて起業家の近くで学んだ方が身に付きやすいからだ。
ただし、スタートアップ選びは難しい。見極めの要諦は、経営者が優秀か否か。学生ができることは「インターンシップの機会などを使って志望会社で実際に仕事をし、経営者に会ってみる」(徳谷氏)ことだ。
リスクを抑えて、スタートアップに就職したいと考える場合、上場を果たして間もないスタートアップを検討することも一策だろう。
上場前に株を取得して上場後の株の値上がり益を得るキャピタルゲインはないが、スタートアップで働く醍醐味は味わえるだろう。
図表3では、東証グロース市場に上場後5年以内、創業10年以内のスタートアップを対象に、時価総額上位の企業をランキングした。スタートアップを探す方法として参考にしてほしい。











