スズキは軽以外のクルマを伸ばした
国内新車販売全体の話に戻ると、かつてトヨタと日産が1位を争っていたが、1990年代の日産の凋落で、トヨタを追う2位がホンダに変わった。具体的には、2012年度から乗用車新車販売(軽自動車含む)でホンダが2位を維持してきたが、この25年度でスズキがホンダを抜いて2位となったというわけだ。これは、スズキが軽を伸ばしたのではなく、むしろ軽以外のクルマを伸ばしたからだ。
日本自動車会議所のHPより拡大画像表示
この点からもスズキ初の2位は軽トップの座に甘んじることなく、小型車市場での地位確保、インド産輸入車の強化という「戦略勝ち」だったことが裏付けられる。スズキはもうとっくに、軽だけのメーカーではない。
トランプ関税政策にイラン攻撃による調達難など地政学リスクも高まる中、グローバル企業となった日本の自動車メーカーが、母国・日本での生産・販売でどのようなかじ取りをするのか、ますます目が離せない。
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