本当に強いマンション2026#4Photo:PIXTA

マンション価格がついに頭打ち?今後も価格が上がるマンションはどこにある?連載『マンション羅針盤』内特集『本当に強いマンションランキング2026』の#4では、不動産情報サイト「マンションレビュー」を運営するワンノブアカインドの協力を得て、「これからも上がるマンションランキング」を作成。長期・短期の値上がり率だけではなく、価格上昇の勢いに注目し評価する設計とした。今回は大阪以外の近畿圏(京都・奈良・兵庫・滋賀)編をお届けする。(ダイヤモンド編集部 鈴木洋子)

京都・神戸…人気のマンション立地の
相場変動はどうなっているのか

 大阪のベッドタウンでもあり、マンション市場としても一定規模を持つ近畿圏。相場に異変が出てきている大阪の隣接地である、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県のマンション相場はいまどうなっているのか。

 ワンノブアカインドの2026年3月末の自治体別のデータを過去時点と比較すると、10年前比では48市区町村中43が上昇しており、長期的視点では価格上昇してきたということが分かる。しかし、これが3年前比では様相が変わる。上昇は15自治体にとどまり、33自治体が下落した。平均騰落率はマイナス4.1%、中央値もマイナス6.6%だ。1年前比でも下落が28自治体と上昇を上回り、足元3カ月でも下落が25自治体と、上昇22自治体を上回った。近畿エリア全体として見ると、3年前からマンション価格はすでに下落傾向にあるということになる。

 こうした局面で、数年後に値下がりする物件を避け、今後も上がる余地のある物件を探すにはどうすればいいだろうか。

 ダイヤモンド編集部では、ワンノブアカインドの協力を得て各エリアで25年5月~26年4月の総販売履歴数が多いマンションを抽出。これを26年4月末の70平方メートル換算単価と、25年4月末、23年4月末の単価と比較した。3年間での長期の伸び率、1年間での短期の伸び率と、伸びの「勢い」を算出し、それぞれを偏差値化して配点した。単純に3年前と今を比べるのみならず、そのマンションの伸びの勢いが今後も維持されるのか、それとも減速する可能性があるのかを、エリアの他の物件と比べて見ることができるような設計を行った。

 ランキングの対象となったのは近畿4府県の76物件。その中で価格の伸びの勢いが「加速」していると判定された物件は約半数以下の34物件にとどまった。そして、上位10位は京都市と神戸市のある区、兵庫県のある市、滋賀県のある市からほぼ同件数のマンションが占めるという形になっている。

 あなたの保有マンションや狙っているマンションはどうか。ぜひ次ページから確認してみてほしい。