1ドル=161円台の円相場を示すモニター1ドル=161円台の円相場を示すモニター=6月19日、東京都港区の外為どっとコム Photo:JIJI

米イラン「覚書」合意
WTI原油は74ドル/バレルへ

 ドル円は、中東紛争勃発を受けた原油価格の急騰により、紛争直前(2月末)の156円前後から3月末にかけて160円台へ上昇した。

 ただ、160円前後では介入警戒感があった他、4月30日から5月初めにかけて実際に円買い介入が実施されたことにより、WTI原油価格が100ドル/バレルを超えても、ドル円は161円台に上がらなかった。

 その後、WTI原油価格は、中東和平協議への期待感などから5月中旬以降ピークアウトし、6月14日に和平に向けた「覚書」で合意に至ると、6月18日にかけて74ドル/バレル台へ大きく続落した。

 原油高で円安が進行してきたことから、原油価格が反落すれば、ドル円も紛争前の156円方向への下落が想定された。当局も、中東紛争終了までの時間稼ぎとして円買い介入をしていたとみられる。