2.    頭の中で悩み続けず、「動きながら考える」 

 転職活動を始める前に、「まずは理想のキャリアプランを固めよう」と熟考しすぎてしまう方が一定数いらっしゃいます。 しかし、実際に求人をチェックしたり、キャリアの棚卸しをしたり、面接の場で企業のリアルな空気感に触れたりすることで、自分が本当に大切にしたい価値観に気づける場合も少なくありません。

 自分の頭の中だけで完結させず、まずは第三者に相談して選択肢を作り、比較検討の中で考えを整理していく姿勢が、納得の決断を引き寄せる可能性を高めます。

3.    「得意なスキル」に「心が動くテーマ」を掛け合わせる 

著者近影橋本 拓弥 (はしもと たくや)
リクルートエージェント キャリアアドバイザー

大学院修了後、化学専門商社での法人営業を経て、2019年にリクルートキャリアに入社。 キャリアアドバイザーとして、高年収帯のコーポレート・IT・ネット人材の転職支援に従事。「データを基にした人肌感のあるアドバイス」を心掛けている。

 キャリアステップを考える際、年収や条件だけで選ぼうとするとモチベーションが続きにくくなることがあります。これまで培ってきた「得意なスキル」をベースにしつつ、「どんなテーマなら情熱を持てるか」という感覚を大切にしてみてください。

「たった一つの正解」は存在しないからこそ
サインを見逃さない

 スキルと情熱が重なる領域を選ぶことが、自分が活躍できる可能性を最大化することにつながります。

 キャリアに「たった一つの正解」は存在しません。現状に違和感や手触り感のなさを抱いているなら、それは新しいステージへ進む大切なサインです。

 自分の気持ちと客観的な事実に耳を傾け、勇気を持って小さな一歩を踏み出してみてください。その積み重ねが、あなたにしか描けない「納得のキャリア」を切り開いていくはずです。