毎日5分、心を空っぽに
最初から「しなくちゃいけない」をたくさん持ってしまうと、それができていないことであせっていらいらし、ストレスがたまるのではないかと思うのです。人がやっているからとか、世間から遅れてしまうからとか、まわりに合わせようとすると時間が足りなくなってしまいます。
とくに今は、メール、ブログ、フェイスブック、ツイッターと、いろいろ書いたり読んだり「いいね!」を押したりリツイートしたり……つながることは時に感動を共有できたり、心温まることだったりするのですけれど、一方で多くの人がいつも何か考えていて、頭を忙しくはたらかせています。たえずいいことも悪いこともイメージしていて、人のことを考えたり、仕事のことを悩んだり、心に休憩を与えず落ち着かなくさせているな、とも感じるのです。
先日、久高島のシャーマンの女性から「毎日、少しの時間でもいいから瞑想するのよ」と言われたのですが、毎日、寝る前に5分、深い呼吸とともに瞑想し、心を空っぽにすると、元気をとりもどせるように感じます。
瞑想したり、だらだらしたり、効率的でなく、合理的でもない方法だけど、心って機械じゃないし、私たちロボットじゃないので、こういう不合理なことって大事じゃないかと思います。
次ページに、「陽転わくわく読書会in群馬」の活動報告(山口実さん主催、活動報告は根岸由佳さん)と、メンバーのT.Aさんの手帳の使い方を写真でご紹介します。月間スケジュールの休みの日をカラーペンで色分けして、脳にしっかり「この日はお休み」と刻み付けている感じですね。メリハリをつけるのも、心の元気を保つコツだと思います(まとめはダイヤモンド社書籍編集局編集部)。