小学生たちがパソコンに向き合う。この中から、将来のIT業界を担う人材が育つかもしれない

 堀江さん(堀江貴文・元ライブドア社長)のように、プログラミングがわかる経営者も少数ながらいますが、現状では興味がある高校生、大学生などが自発的に独学しています。

 今後、英語の重要性は増すと思いますが、まだまだ日本でのビジネスでは英語を使うシーンは少ない。それでも、教育の現場では英語には力が入っている。プログラミングは実際に高い需要があるにも関わらず、どこも教えていない。そういう状況を変えたかったのです。

――なぜ、即戦力となるような大学生や社会人向けではないのでしょうか?

 社会貢献も一つの目標なので、採用のために即戦力として教育することは重視していません。また、現実問題として中学生、高校生は受験勉強に忙しくて、余裕がありません。

 教室では、楽しさを感じてもらいたいです。

 フェイスブックの創業者であるマーク・ザッカーバーグをはじめ、海外では自身がプログラマーである経営者がたくさんいます。

 小学生という早い時期にプログラミングの楽しさに触れてもらえれば、将来、職業にしたいと思う子どもが増えるのではないかと期待しています。

将来的に利益が上がる事業へ
エンジニア思考の経営者を増やしたい

――実際にはどんなことを教えているのでしょうか。

「TechKidsCAMP」では、小学校の夏休みなどを利用して3日間でプログラミングを体験します。「TechKidsSchool」では、より真剣に学びたい小学生に、週一回通ってもらい、プログラミングの基礎や開発に必要な知識を教えていきます。iPhoneのアプリの開発や、2Dゲームの開発などがカリキュラムです。古い技術を教えるのではなく、実際にビジネスに使われている技術です。