英単語は、新しい暗記は必要ナシ!
「インド式英語」なら、
中学校の単語力話せるようになる
「単語(ボキャブラリー)も、新しく覚える必要なし」です。
「世界標準の英語(グローバル・イングリッシュ)」をしゃべるのには、中学で学んだ単語だけで十分です。
もし、あなたが「自分は英語がしゃべれない!」と思っている理由が、「単語力(ボキャブラリー)がないから」というのであれば、いっそ「単語」など、覚えなくてもいいです。
それよりも、今あなたが持っている「単語力」を最大限に使うことができるようになれるのが、大事なのです。
私の英語の研修でも99%の生徒さんが……、
「単語力がなくて英語が話せない……」と言っています。
しかし、「英語がしゃべれない本当の問題」はそこにはありません。
「英語がしゃべれない本当の問題」は「英語に直訳してしゃべろう!」とする姿勢にあるのです。
「直訳」しようとすればするほど、
英語を話すのが難しくなる
「直訳しようとする」ということは、「自分の知っているカンタンな英語に置き換えない」ということですから、これは間違いなく、単語力が足りなくなるのです。
実は、この「直訳問題」こそが、「英語がなかなか話せない本当の問題」なのです。
この「直訳問題」。私はこんな経験をしたことがありました。
昔、私が商社マンだった頃の話…。
アメリカ人2〜3名と、私たち日本人2〜3名での会議の席、話し合いが難航していました。
やはりアメリカ人たちは自己主張が強く、決して譲りません。そんな議論を数時間続けていると、英語が得意だった私に当時の上司が、
「おい、安田。その企画を進めたところで『四面楚歌(しめんそか)だろう』って、彼ら(アメリカ人)に言ってやれ!」
と言ってきたのです。
「『四面楚歌(しめんそか)』って……」 私は唖然としました。
そう! 私の上司は「四面楚歌」という言葉が英語にもあると思っていたのです。
これこそが、まさに「直訳問題」。
そんな難しい単語が、存在するのかどうか、当時の私にはわかりませんでしたし、このまま「直訳」しようとしたら、間違いなく、「四面楚歌の単語がわかりません」となってしまいます!
日本語→英語に「一対一」で
直訳しようとしてはいけない
つまり、なんでも、「一対一」で、日本語から英語に「直訳」しようとするから、単語力不足になってしまうのです。
また、日本語には、この「四面楚歌(しめんそか)」のように英語にはない言葉や、言い回しがたくさんあります。
なんといっても『四面楚歌』は、もともとが「中国語」ですから、英語でそんな「単語」があるはずがありません!
ですから、「直訳」ではない形で、何とか意味を伝えられるような英語にしなければならないのです。
ちなみに、私はそのとき「四面楚歌」を
We can't get a solution in this situation.
(この状況では解決策は得られない)
と言って、「直訳」ではなく、何とかその意味を伝える工夫をしました。
このように、これからの「世界標準の英語(グローバル・イングリッシュ)」は、「直訳しない工夫」が必要なのです。
そして、その工夫の結果、「直訳するための単語を、新たに覚える必要がなくなる」のです!
これで、もう、「単語力がなくて英語が話せない……」という問題とは、おさらばなのです!