東大の合格「D判定」でも、
「本物の勉強法」で合格を勝ち取る!
そんな状況ですから、学校から帰ると、まっさきに近所の公園へ。勉強そっちのけで野球ばかり。学校の「宿題」をやる以外は、「勉強はゼロ」でした。
塾に通うことも、予習・復習に励むこともありません。通知表は、「よい」「ふつう」の数が同じくらいある…、そんなレベル。つまり、どこにでもいる「普通の小学生」でした。
小学校時代の私の夢は「路線バスの運転手」になることでした。自転車をバスに見立てて、ひとりで「バスごっこ」をするのが、当時の個人的な「ブーム」でした。
自分でルートを考え、停留所を決めて「ブッブ〜次は○○公園前です〜♪」とつぶやきながら、ひとりで自転車をこぐ…。いわゆるオタクな一面があったと思います。
そんな私ですが、名門と呼ばれる「明治学園中学」→「ラ・サール高校」→「東京大学・法学部」に入学し、大学在学中に「司法試験」に合格。
その後、司法修習を経て、24歳というかなり若い年齢で「裁判官」に任官しました。2003年から「弁護士」に転身し、現在は「原・白川法律事務所」の共同経営者をしています。
いわゆる「名門校」を卒業し、「日本一むずかしい試験」といわれる「司法試験(旧司法試験)」にも合格したため、ありがたいことに「白川さんは、頭がいいんですね」とお褒めいただくことがあります。
ですが、先ほども申し上げたとおり「いまも昔も、勉強は得意ではない」です(笑)。本当に頭がよかったら、もっとラクに、スマートに合格できたと思います。
私の場合は、東大受験の直前の模試まで「合格A判定」がほとんどもらえず、不合格ラインである「D判定」もありました。「D判定」をもらったことが恥ずかしくて、友だちに、「白川は、何判定だった?」と聞かれたとき……、
「いやぁ、C判定だったよ…」という微妙なウソ(汗)
をついたことがあります(「A判定」や「B判定」と言えなかったのは、うしろめたい気持ちがあったからです)。
それでも、これから解説する「本物の勉強法」を継続した結果、試験直前になって成績が上昇し、合格をもぎ取ることができたのです!