こんにちは、キャリアプロデューサーの櫻井樹吏です。
突然ですが、もしあなたが現在「非正社員」として雇用されていたなら、「正社員」へ雇用形態を変えたいと思いますか? もしそうならば、アプローチとしていくつかの選択肢が存在します。
例えば、他社への就職活動。つまり正社員募集を行っている求人に対してアプローチを行っていくという方法です。
そして他の選択肢の1つとして、社内の正社員登用の可能性を探るという方法があります。
実際には、どちらが有利なのか不利なのか。これは、企業ごとの状況、そしてあなた次第で変わってくるものではあります。
では、それぞれどんな特徴があり、気をつけるべき事は何なのか。今回は正社員登用を軸として、非正社員から正社員へレールを変えるためのヒントを探っていきたいと思います。
ずっと同じ会社で働いていたら
社員登用される訳ではない
そもそも社員登用とはなんでしょうか?
まず、登用という言葉を広辞苑で調べてみると「(官職などに)人材を引き上げ用いること」と出てきます。
一般的に使われる社員登用というものは「いずれかの雇用形態から正社員雇用に切り替える」という事をさします。
最近では、たくさんの無料求人誌や有料の求人誌、そしてインターネット上の求人情報サイトにおいて、業種も問わず求人内容に「社員登用制度あり」といった表記を見かけることが多くなりました。
では、こういった表記をしている企業は、実際に社員登用を行なっているのでしょうか。今回は厚労省や就活サイトでのデータではなく、私自身がこれまでお会いした企業のトップや人事部長から聞いた話から、5つのパターンに分けてご紹介します。