先週の総括

 先週の日経平均は週初に大幅反発したものの、その後は静かな動きとなった。

 先々週末に米自動車大手3社の救済が難航しているとの報道を嫌気した売りで急落したが、米国政府が救済するとの方針が示され反発。FRBが大幅利下げを発表し、米国株式市場が大きく反発したものの、円高も進み日経平均は反応薄だった。

 日銀短観が発表され、事前予想通りの厳しい数字となったが、ほとんど材料視されなかった。週末に日銀が追加金融緩和策を発表したが、わずかに反応したのみで結局前週末比4.3%高い8588円で引けた。

 規模別には、大型株の値上がり幅が大きかった。マザーズ指数は4.6%の上昇。業種別には、不動産、保険、銀行が大きく上昇した一方で、鉱業、ゴム製品、ガラス土石が下落した。

今週の予報

消費者金融業界は、
総量規制が目前に迫っており「曇」→「雨」

曇
雨

 今週の日経平均は、引き続き堅調な動きを予想する。日銀短観では、大企業製造業の景況感を示すDIがマイナス24となり、2002年以来の低水準となったが、売り材料とはならなかった。

 先週から経済指標の悪い数字に株式市場が反応しなくなっているが、この流れは続いている。ただし、日経平均9000円レベルは予想PERが15倍を越えてしまい、戻り売りも多い。しばらくは8500円の地固めとなるであろう。

 2008年は歴史的な株式市場の大暴落となった。ただ、ごく少数ではあるが、昨年末と比較して上昇している銘柄がある。この中の1つが消費者金融のアコムである。昨年末と比較して約50%も上昇しているから驚きだ。