服選びに自信がなく、「服なんてどうでもいい」と思って暮らしていませんか? しかし、服は日々のあなたの印象を確実に左右する重要な存在です。仕事や恋愛にも極めて大きく影響するのです。
「普通の人のスタイリスト」として1000人以上の人生を変えてきた大山旬氏は、「最低限の知識と少数の基本アイテムさえあれば、誰でもシンプルで清潔感のある80点の着こなしができる」と断言します。必要なのは、センスではなく「技術」だというのです。本連載では大山氏の処女作『できれば服にお金と時間を使いたくないひとのための一生使える服選びの法則』の内容から、人生を変えるファッションのノウハウを紹介していきます!
100点ではなく
80点の着こなしを目指そう
あなたは次の項目に心当たりはありませんか?
・服はスーパーや量販店で買うことが多い
・学生時代と着ている服がほとんど変わらない
・洋服のサイズはゆとりのあるもののほうが着やすくて好き
・母親や奥さんに服を買ってきてもらっている
・シンプルな服よりも、デザインにひと工夫のある服にひかれる
・5年前に買ったヨレヨレの服を今でも着続けている
・一目惚れで買ってしまったけど、着なくなった服がたくさんある
・フリルがついているかわいらしい服が好き
以上に挙げたのは、街でよく見かける「イマイチな服装」の例です
「ひょっとしたら自分のことかもしれない」と、心当たりに感じた方もいらっしゃるかもしれません。
「服選び」と言うと、なんだか面倒に感じたり、ファッションが好きな人が楽しむものと敬遠してしまう人もいるでしょう。でも、服選びは実はまったく難しくありません。最低限の知識を身につけて、最小限のアイテムをそろえればいいだけです。必要なのは、センスではなく技術、なのです。