(Kayoko Kubota)
1932年、大阪生まれ。
脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競氏の妻で2人の息子の母。この20年で3000人以上の赤ちゃんの脳を活性化させてきた。テレビなどで「脳科学おばあちゃん」として有名。著書に、累計36万部突破のシリーズ『カヨ子ばあちゃん73の言葉』『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』『カヨ子ばあちゃんのうちの子さえ賢ければいいんです。』『赤ちゃん教育──頭のいい子は歩くまでに決まる』『カヨ子ばあちゃんの子育て日めくり』『0歳からみるみる賢くなる55の心得』(以上、ダイヤモンド社)などベストセラー多数。
【株式会社脳研工房HP】 http://www.umanma.
co.jp/
「脳科学おばあちゃん」久保田カヨ子氏(83)と脳科学の権威・久保田競氏(83)注目の新刊『1歳からみるみる頭がよくなる51の方法』。
あの「週刊文春」の「ベストセラー解剖」にも取り上げられ、ソニー創業者・井深大氏も絶賛した『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる』や、「Amazonランキング大賞2016上半期【暮らし・健康・子育て】ベスト20」にランクインした『0歳からみるみる賢くなる55の心得』の続篇としてついにリリース!「1歳から感性豊かな脳を育む五感トレーニング」を「脳科学おばあちゃん」にこっそり紹介してもらおう。
目玉を動かす練習
生まれたばかりの赤ちゃんは、ちょっと斜視(しゃし→片方の目は視線が正しく目標とする方向に向いているが、もう片方の目が内側や外側、あるいは上や下に向いている状態ぎみですが、かわいさが先立ち、その歪みさえかわいく感じます。
生後3~4ヵ月になると、ほぼ正常な位置に落ちつきます。
赤ちゃんは、目玉を動かす筋肉が左右同じように働かず、目からの情報は脳に行っても、実際には見えていません。
赤ちゃんにとって、この世のものはすべて初体験で、それが本当かウソか、正しいか正しくないかもわかりません。
どう見えているかではなく、まずは見るものに左右の目を正しく向けているかに注意して、目を動かし、視点を合わせるような働きかけ(ウィンク)をします。
幼児になってから、お母さんの言うとおりにマネできるのが、お遊びに不可欠な土台です。
大人にとってなんでもない目の動きは、じつは幼児には難しいものです。