温故知新で最先端の学びを校舎に取り入れる「立教女学院」
2021年11月から利用が始まった「マルチメディアルーム」。少人数での対話型授業に適した工夫が凝らしてある。模擬国連演習に取り組んでいる様子 写真提供:立教女学院中学校・高等学校
温故知新で最先端の学びを校舎に取り入れる「立教女学院」
温故知新で最先端の学びを校舎に取り入れる「立教女学院」
[聞き手] 森上展安・森上教育研究所代表 1953年岡山生まれ。早稲田大学法学部卒。学習塾「ぶQ」の塾長を経て、1988年森上教育研究所を設立。40年にわたり中学受験を見つめてきた第一人者。父母向けセミナー「わが子が伸びる親の『技』研究会」を主宰している。 *森上教育研究所 「わが子が伸びる親の『技』研究会」では実力アップ「差がつく単問」集中講座 など受験生と保護者向けに教材動画を販売しています。詳しくはこちらをご参照ください。
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(1)普通教室にもディスプレーとプロジェクターが設置され、Wi-Fi環境も整備された。椅子の背もたれには防災ずきんが (2)英語科の授業風景。MicrosoftのSurfaceを利用し、コロナ感染予防のための自宅待機者にも同時配信を行うことも可能に 写真提供:立教女学院中学校・高等学校 (3)昔の色合いを取り戻したスパニッシュコロニアル様式の校舎外壁 (4)礼拝堂と教室を結ぶ廊下も重厚な雰囲気に 拡大画像表示
温故知新で最先端の学びを校舎に取り入れる「立教女学院」
(1)廊下にある黒板も昭和5(1930)年竣工時のものをそのまま利用している (2)トイレもすっかりきれいになり、歓声を上げる在校生 (3)生徒出入り口の上にはステンドグラス(1989年設置)(4)昭和5年5月16日付の銘板(5)少しずつ大きさと形が異なる普通教室  拡大画像表示
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物理や化学の理科実験室や準備室もリフレッシュ。天井高を生かして、壁面には書籍や実験器具なども収容されている 拡大画像表示
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(1)耐震改修で梁を一回り大きく補強した礼拝堂  (2)太平洋戦争中は軍需工場となったチャペル。そのときの痕跡が残る床。左側のクッションは礼拝時に床に置きひざまずくためのもの  (3)ロマネスク様式の聖マーガレット礼拝堂 (4)北米聖公会の寄付金で建造されたことが記された銘板 拡大画像表示
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(1)設備も入れ替えてすっかり生まれ変わった講堂 (2)講堂舞台裏に設けられた音楽室。少し弧を描いた窓は真ちゅうの鎖をたぐって開閉する(3)講堂脇の小部屋にあるピアノ (4)工事関係者から強く保存を勧められた昭和5(1930)年製の黒板はそのまま残すことに 拡大画像表示
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(1)(2)聖マーガレットと聖コロンバなどのステンドグラス(エディンバラ城聖マーガレット礼拝堂にあるもののレプリカ)がはめ込まれた窓が印象的なヘイウッド・ライブラリー。建設当時は図書館として使われ、いまは高3生専用の自習室に (3)校舎建設に尽力したミス・ヘイウッド副校長の名を冠し、肖像画も飾られている 拡大画像表示
温故知新で最先端の学びを校舎に取り入れる「立教女学院」
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高校教室のセントラルコート(中庭)には樹齢約100年のヒマラヤスギ。クリスマスのイルミネーションは杉並百景にも選ばれている