週末に読んでおきたいおすすめ記事をダイヤモンド編集部がピックアップ!テーマ別に紹介していきます。本日は、「企業に最も嫌われるジャーナリスト」の異名を持つ横田増生氏が執筆した2019年発行の超話題作、『潜入ルポamazon帝国』からの一部再編集による連載を取り上げます。ダイヤモンド・オンラインの会員読者から特に反響が大きかった同連載の記事を、ランキング形式でお届けします。

【「潜入ルポamazon帝国」人気記事ランキング1位】
ヤマトの宅配現場に潜入!アマゾンで注文する客の「無茶ぶり」

ヤマトのアマゾンの荷物Photo:Diamond

 ヤマト運輸による多額の未払いサービス残業代が発覚した2017年以降、アマゾンは配送戦略を変えざるを得なくなった。私はヤマトのドライバーの助手席に乗り、潜入取材を敢行。ドライバーは「アマゾンの荷物ですか?正直言って、勘弁してほしいですね。アマゾンで注文するお客さん全体にいえるんですけれど、自分で指定した時間にいないことも平気ですし、その後で帰ってくると、30分しか家にいないのですぐに届けてほしい、という無茶な人もいます。タダで何度も配達してもらっても、それが当たり前という気持ちがあるんじゃないですかね」と言い放った。

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【「潜入ルポamazon帝国」人気記事ランキング2位】
ヤマトと佐川と日本郵便がアマゾンに振り回される、宅配危機の全内幕

箱だらけPhoto:123RF

 ヤマトのドライバーを密着取材すると、日本郵便や佐川急便のドライバーとも情報交換をするほど、仲がいいことがわかった。他方、この3社はアマゾンと「駆け引き」し、荷受け競争をしてきた。だがそれは、アマゾンに「振り回されていた」に過ぎない。

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【「潜入ルポamazon帝国」人気記事ランキング3位】
アマゾン巨大倉庫に潜入!摩訶不思議なバイト時給とネット掲示板の不平不満

アマゾンPhoto:123RF

 アマゾンジャパンの2020年の売上高が2兆1848億円(前年度比25.2%増)となり、初めて2兆円を突破した。国内の小売業者では、イオン、セブン&アイ・ホールディングスに次ぐ3位に浮上し、「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリングを抜いた。通販のバックヤードである物流センターの数も、その床面積も年々、大きくなっている。国内最大級の小田原物流センターに「潜入取材の達人」が突撃し、驚きの実態を明らかにする。

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【「潜入ルポamazon帝国」人気記事ランキング4位】
アマゾン作業現場に強烈な従業員「序列」、 翌日配送を可能にする厳しいノルマの正体

倉庫写真はイメージです Photo:123RF

「潜入取材の達人」が、アマゾンの国内最大級倉庫である小田原物流センターに突撃!「東京ドームの4個分」というセンターの中には、アルバイトの働きぶりを見張る仕組みが張り巡らされていた。

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【「潜入ルポamazon帝国」人気記事ランキング5位】
アマゾンの中小宅配業者「包囲網」、ドライバー密着取材で見た過酷労働

ドライバー写真はイメージです Photo:PIXTA

 アマゾン創業者のジェフ・ベゾスは「自分たちでラストワンマイルのネットワークを作るつもりか?」と尋ねられ、はっきり「ノー」と答えている。アマゾンが進めたのは、中小の宅配業者をつなぎ合わせ、1つのネットワークを作るという手法だ。ヤマトが撤退した部分の穴を埋めようという戦略である。私は、中小の宅配業者のトラックにもドライバー見習いを装って横乗りした。

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【「潜入ルポamazon帝国」人気記事ランキング6位】
アマゾンがドイツ人も聞いたことがない小さな町に倉庫を作る狙い

ドイツのセンタードイツのライプチヒにあるアマゾンの物流センター Photo by Masuo Yokota

 ドイツのネットメディアの最大手が2018年4月に行った公開討論で、アマゾン創業者ジェフ・ベゾスは、過去5年以上にわたりストライキがつづくドイツの物流センターの労働問題と組合運動の必要性について問われると、「アマゾンはドイツで、約1万6000人を雇用しており、彼らに支払っている給与も業界水準からすると高いと認識しています。アマゾンは労働者と非常にいい形でコミュニケーションがとれているので、組合がわれわれと労働者の仲介役となる必要はないと考えています」と胸を張って答えている。果たして、このベゾスの発言はどこまで真実なのだろうか。

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【「潜入ルポamazon帝国」人気記事ランキング7位】
アマゾン衝撃の現場、イギリスの倉庫で働く1200人はルーマニア移民だった!

ジャーナリスト英バーミンガム北部のアマゾン物流センターに潜入したジャーナリスト、ジェームズ・ブラッドワース氏 Photo by Masuo Yokota

 日本での潜入取材を終えた後、イギリスとフランス、ドイツの3カ国を回り、アマゾンに対峙するヨーロッパについて尋ねて回った。私と同じくアマゾンの物流センターに潜入したジャーナリストや、賃金アップのためストを打ちつづける労働者たちに出会い、日本とは異なる驚きの実態を目の当たりにした。

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