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半導体産業が集積するシリコンアイランド・九州には、高い技術を持つニッチ企業も数多い。60年間の歴史を持つ中興化成工業(本社・東京)は、半導体生産には欠かせないフッ素樹脂加工製品の開発・生産・供給でシリコンアイランド経済を支えている。

インバウンドが急回復している。東京、箱根、富士山、名古屋、京都、大阪など有名観光地を巡るゴールデンルートでは早くもオーバーツーリズムが取り沙汰されているほどだ。観光立国を目指す日本政府の目標「2030年に訪日外国人旅行者数6000万人」は達成できても、一人当たりの消費額が現状のままであれば、「消費額全体15兆円」は危うい。そこに解決策はあるのか? 日本政府観光局(JNTO)が取り組む旅行者消費額引き上げの秘策とは?

従業員の意識と行動が変わらない限り、企業変革の実現は難しい。人の心を動かし、その行動を変えることでクライアント企業に貢献してきた電通が今、ビジネス・トランスフォーメーションの支援に本腰を入れている。その背景にはどのようなクライアント課題があり、電通はそれをどう解決に導いているのか。「事業変革の最前線」を紹介する連載の第1回として、電通BXデザイン局長の池田俊介氏と同局エグゼクティブ・ディレクターの山原新悟氏に、成長につながる変革のダイナミズムを企業内部からどう生み出していけばいいのかを聞く。

かつては「いかに供給を止めないか」だけを考えればよかったサプライチェーン管理。時代の変化とともに、地球温暖化や人権に配慮したサステナブル調達の実践、サイバー攻撃への対応など、向き合うべき課題やリスクは多様化している。サプライチェーンを脅かすさまざまなリスクを、企業はいかにマネジメントすべきか。未来調達研究所コンサルタントの坂口孝則氏に聞いた。

たった1台の端末がサイバー攻撃を受けたことで、サプライチェーン全体が機能不全に陥り、生産がストップする。そんな事件が後を絶たない。グローバルに展開するサプライチェーンでは、グループ会社やサプライヤーを含め、世界中の数千台、数万台の端末がネットワークにつながっている。その中で1台でも脆弱性を持つ端末があると、そこから侵入され、サプライチェーン全体に脅威が拡散してしまうのだ。どうすれば、この危険を回避できるのだろうか? そして、米国空軍や日米の大手企業が採用している対策とは。

AIを活用した業務の自動化が金融業でも広がり始めた。三井住友信託銀行では2017年に初めてUiPath(ユーアイパス)の製品を導入し、業務工数を劇的に削減したほか、業務プロセス標準化やリスク管理においても成果を上げた。さらに、AIを搭載する「UiPath Communications Mining (以下Communications Mining)」を使い、メール仕分け業務の自動化にも取り組んでいる。実際、「AI×自動化」プラットフォームはどのような価値をもたらしているのか。

原点をたどれば、430年を超える長い歴史と伝統を持つ駒澤大学。仏教の持つ“智慧(ちえ)と慈悲”の精神が大学の根幹にあり、学生も体験する坐禅は、重要な学習経験と人格陶冶(とうや)の基礎となる。全3回シリーズの第1回は、仏教学部禅学科の角田泰隆教授に、曹洞宗の開祖である道元禅師の教えが、現代人にもたらすものについて聞いた。

文書、画像、音声、動画など、あらゆるファイルやコンテンツをクラウド上でセキュアに共有できる「Box(ボックス)」。その日本での事業を展開するBox Japanが設立10周年を迎えた。グローバル収益の19%を占めるまでに日本市場を急成長させたのは、設立時から10年間にわたって経営を担ってきた古市克典代表取締役社長である。シリコンバレー企業と日本企業の「いいとこ取り」を実践し、外資系日本法人としては異例の急成長をもたらした古市社長の経営哲学に迫る。

顧客のニーズを丁寧に汲み取り、ポイントを押さえたDXを提供するアールエムトラスト。不動産管理業務を支えるサービスは、質の高さに定評がある。大手企業からの信頼も厚く、着実な成長軌道を描いている。

住宅ローンプラットフォームを運営するiYell(イエール)の新サービスが、住宅業界特化型チャット「いえーる 住まいチャット」だ。シンプルな機能と手厚いサポートが好評。その特徴と、木造戸建て住宅事業を手がけるタカマツハウスの導入例を紹介する。

不動産業界の中でも駐車場領域は、駐車場を一元管理する仕組みすら整備されていない。そこでランディットは、衛星データをAI画像認識技術で解析して駐車場情報を企業に提供するサービスを始めた。

不動産エージェントの新しいワークスタイルを創造し、活躍の機会を提供するTERASS(テラス)。最先端の不動産テックと「人」による熱のこもったサポートで、顧客、エージェント、会社の“三方良し”の関係性を追求する。

不動産の取得・開発・仲介業務などでの案件管理や分析作業はあまりに膨大だ。これまでは属人的な経験や勘が頼りとされてきたが、AIなどの最新技術によって社内外の情報を瞬時に整理・活用できるサービスが登場した。不動産ビジネスが加速する可能性が拡大している。

あらゆる業態でDXが進行する状況下、不動産&建設業のデジタル化・IT化は現在どのステージにあるのか? 例えば建設業は、高齢化と人手不足を主因とするさまざまな問題に直面している。それらの危機を克服し、チャンスに転ずるためにテクノロジーをどのように活用すればいいのか? 不動産業の最先端トレンドとしては、スマートホ-ム、シェアリングエコノミー、VRなどがこれからの注目分野だという。はたまた「空き家問題」をDXで解決する取り組みも出てきたし、生成AIの台頭は、不動産テックの分野にも次々と新しいサービスを生み出しつつある。かくのごとく拡散して浸透を続ける不動産DXーー。ここでは、各方面で課題解決に立ち向かい、不動産テックを活用するビジネスで一歩先を行く各社に、現状の展開を取材することで、不動産ビジネスの将来像を読み解く。

三菱地所は今、オフラインとオンラインが融合する新しい暮らしと街づくりに取り組んでいる。その具体例として、「HOMETACT(ホームタクト)」「エレシネマ」「5Gインフラシェアリング事業」を紹介する。

サマンサ・ホームステージングの大西真史社長と、ホームステージング発祥地であるアメリカの不動産業界に詳しい日米不動産協力機構(JARECO)の杉浦隼城氏が、販促のために住宅を演出するホームステージングの現状と将来性について語り合った。

日鉄興和不動産は、共創や情報発信によってスマートホームの普及に取り組み始めた。自社のマンションブランド「リビオ」4棟に標準装備して分譲を開始。併せて、気軽に体験できる常設ショールームも開設している。

来年1月から電子取引データの紙保存が原則禁止となる。対象は「全事業者」だ。しかし電子データの保存を自力で行うにはその条件が複雑なため、このタイミングで請求書発行システムの導入を考える企業も多いだろう。そこでシステム選定時にチェックすべき6つのポイントを紹介する。

日本株を中心にゆったりした投資を行う草食系投資家LoKさん。チャートのエキスパートでもある彼がmoomooアプリを体験し、moomoo証券の伊澤フランシスコ社長と対談した。

サプライチェーンDX を推進するAGCが考える、日本の製造業を次のステージへと引き上げる道とは
