銀行がコロナで赤字に陥った融資先の支援を続ける本当の理由
塚崎公義
銀行は、新規取引先への融資の際は返済能力をしっかり調べるが、既存先には多少難があっても融資を継続する場合も多い。それには合理的な理由がある。
2020.5.15
めまぐるしく変化する世の中で、あふれる情報に付いていくだけでも大変だ。そこで、押さえておきたい重要ニュースを日本興業銀行(元みずほ銀行)の調査部出身で久留米大学商学部教授の塚崎公義さんに分かりやすく解説してもらう。
塚崎公義
銀行は、新規取引先への融資の際は返済能力をしっかり調べるが、既存先には多少難があっても融資を継続する場合も多い。それには合理的な理由がある。
2020.5.15
塚崎公義
新型コロナウイルスの影響で、世界的に経済活動が深刻な打撃を受けている。景気悪化で銀行の不良債権が増えると取り付け騒ぎが発生する可能性が出て…
2020.5.8
塚崎公義
新型コロナ不況で金融危機が発生する可能性は否定できない。予測としてではないが、リスクシナリオとして頭の片隅に置いておきたい。数回にわたるリ…
2020.5.1
塚崎公義
1人10万円の資金配布分について、国は収入が減っていない人に対する復興税で取り返し、それを財源に飲食店などを支援すべきである。
2020.4.24
塚崎公義
新型コロナ不況は需要の減少によって引き起こされているため、デフレの要因になると思われている。しかし、リスクシナリオとして「インフレになる可…
2020.4.17
塚崎公義
新型コロナウイルスによる不況は、リーマンショックより扱いにくく、落ち込みも深刻だ。しかし、感染が収まったときには、不況は急速に回復するだろ…
2020.4.10
塚崎公義
日本経済は新型コロナウイルスの感染拡大で深刻な不況に陥っている。しかし、そんななかでも少子高齢化によって不況に打たれ強くなっていることは、…
2020.4.3
塚崎公義
新型コロナウイルスによって落ち込む景気対策として、現金を国民全員に配布する案が出ていたが、最終的には「収入が減少した世帯」を対象にするよう…
2020.3.27
塚崎公義
新型コロナウイルスの感染拡大による景気の落ち込みが懸念されることを受けて、政府が景気対策に本格的に取り組むようだ。「消費税減税」を求める声…
2020.3.20
塚崎公義
新型肺炎の流行を受けて、罹患しているか否かの検査を受けたい人が増えている。しかし、感染者との濃厚接触者や重症者以外は検査を受けるべきではな…
2020.3.13
塚崎公義
新型肺炎の感染拡大に関する「デマ」により、トイレットペーパーが店頭から消えた。「在庫は十分にある」とメーカーは言い、「冷静に行動しろ」と政…
2020.3.4
塚崎公義
新型肺炎による経済活動への影響が懸念されている。しかし、仮に中国経済が新型肺炎によって大混乱したとしても、日本経済への影響はリーマンショッ…
2020.2.28
塚崎公義
新型肺炎が日本経済に与える影響には「生産の減少」「国内需要の減少」「中国経済の落ち込み」という3つの経路が考えられる。これらから、景気の後…
2020.2.21
塚崎公義
新型肺炎が急拡大し続けている。死者数を患者数で割った値が低いことから「致死率が低い」と言っている人がいるが、そもそも計算方法に問題がある可…
2020.2.14
塚崎公義
新型肺炎の影響で品薄になっているマスクを大量に購入して、大手フリマサイトやネットオークションにおいて高値で転売するケースが相次いでいる。こ…
2020.2.7
塚崎公義
消費増税から早くも4カ月がたとうとしている。買い物のたびに負担を感じる毎日だが、なぜ増税というと政治家の頭には消費税ばかりが浮かぶのか。筆…
2020.1.31
塚崎公義
米中貿易協議は第1段階の合意に達した 。合意内容を見る限り、米国の圧勝である。今後、中国が協議において主導権を握れる可能性はあるのか。
2020.1.24
塚崎公義
米国とイランの対立は、とりあえず一触即発の状態から脱したものの、中東のリスクは引き続き大きい。これを機に、日本は原油の輸入元の多角化を図る…
2020.1.17
塚崎公義
後期高齢者の医療費について、自己負担比率を原則1割から原則2割に引き上げる方向で検討されている。批判も相次いでいるが、それは財政上やむを得…
2020.1.10
塚崎公義
2019年もいよいよ終わりに近づいてきた。まもなく迎える2020年の景気は今年に引き続いて「薄曇り」であろう。しかし、油断はできない。米国…
2019.12.27