「日本型経済システム」の成立条件が、完全なる終焉を迎えつつある根拠
秋山進
日本経済の停滞ぶりが「失われた○○年」と形容され、「日本は変わらなければならない」と言われ続けて久しい。米国や中国と比較して異なる点を見つ…
2022.3.23
新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、大きく変わりつつある「常識」。歴史的名著や確立した理論をもとに現状を解釈し、経営者や幹部候補のビジネスパーソンに向けて、これからの経営判断に資する情報を提供していく。
秋山進
日本経済の停滞ぶりが「失われた○○年」と形容され、「日本は変わらなければならない」と言われ続けて久しい。米国や中国と比較して異なる点を見つ…
2022.3.23
秋山進
「暗黙知」という言葉は日本語として普通に使われている。現場の人が日々の仕事の中で蓄積してきた熟練の技やノウハウなどの「暗黙知」を「形式知化…
2022.2.24
秋山進
日本人は権利意識が薄く、事を荒立てずに話し合いで相手との合意点を探るというイメージがある。しかし、昨今のSDGsやカーボンニュートラル推進…
2022.1.21
秋山進
哲学者・和辻哲郎の『古寺巡礼』は、印象は信仰の本のようだが、実際は仏教美術の鑑賞のエッセイとでも言うべきものだ。戦前の発刊ながら、今でも版…
2021.12.24
秋山進
先般も衆議院選挙があった。「日本の政治はなぜダメなのか」と悲憤梗概する人も多い。ふと疑問に思ったことがある。選挙に出る人たちの動機は何か。…
2021.11.25
秋山進
未来の予測がつかない時代である。テクノロジーの高度化で個人が自由に経済活動を行った結果、格差問題や分断が生まれる資本主義の行き詰まりは目に…
2021.10.25
秋山進
精緻で実際的な理論の積み重ねと、経済学の正統的な研究を背景に、今日重要性を増すSDGsのような考え方を早くから提唱していた経済学者が日本に…
2021.9.22
秋山進
もしも中国が台湾に侵攻すると、日本は米中対立のフロントに立つことになる。そのとき日本はどうすればよいのか。また今回のコロナ禍のように、これ…
2021.8.23
秋山進
アメリカで聖書の次に読まれているとまでいわれるベストセラーでありながら、日本ではあまり知られていないアイン・ランド著の『肩をすくめるアトラ…
2021.7.21
秋山進
無頼派、新戯作派の小説家であり、戦後に『堕落論』で時代の寵児となる坂口安吾が1936年に発表した『日本文化私観』をご存じだろうか。安吾の日…
2021.6.21
秋山進
土居健郎著の大ベスセラーとなる日本人論『「甘え」の構造』は、学術的文脈では批判や議論も多いが、会社員にとって示唆に富んでいる。論や見解の妥…
2021.5.20
秋山進
世阿弥を敬愛するジャパネットたかた創業者の高田明氏と観世流能楽師の武田宗典氏と、世阿弥の名言を取り上げながら、風姿花伝の最重要キーワードで…
2021.4.24
秋山進
世阿弥を敬愛するジャパネットたかた創業者の高田明氏と観世流能楽師の武田宗典氏と、世阿弥の名言を取り上げながら、現代社会に役立つ「プレゼン術…
2021.4.23
秋山進
世阿弥を敬愛するジャパネットたかた創業者の高田明氏と観世流能楽師の武田宗典氏と、世阿弥の名言を取り上げながら、現代社会を生き抜くヒントを語…
2021.4.22
秋山進
オンラインでのコミュニケーションが中心になりそうな時代。この時代を生きるヒントとして今回取り上げるのは、約600年前の能楽書『風姿花伝』だ…
2021.3.18
秋山進
近代国家としての日本が成立する過程において、500の企業を育て、約600の公共事業に関わった「日本資本主義の父」渋沢栄一。2021年のNH…
2021.2.18
秋山進
『「経済人」の終わり』はファシズムとはなにかを解説したもので、ファシズムが進展する1939年に出版された著者ドラッカー29歳の処女作。洞察…
2021.1.21
秋山進
ノーベル経済学賞を受賞したハーバート・A・サイモンによる『経営行動』は、経営の指南書と勘違いされがちだ。しかし実際は、組織がどのようにでき…
2020.12.24
秋山進
SNSが発達し、新型コロナウイルスによって、対面でのコミュニケーションが減る今日この頃であっても、「空気を読む」ことはますます重要な能力に…
2020.11.19
秋山進
大激変の時代に、フィルターバブルやフェイクニュースといった世論形成をゆるがす危機が起きている。米ジャーナリストのリップマンは、1922年の…
2020.10.22