経済的に恵まれない母子家庭に育ち、返済義務のある奨学金を得て高校・大学を出た著者。1000万円に迫る奨学金という名の借金を背負い、郷里に母を残して上京し、東京国税局の国税専門官となった。希望したのは相続税部門。「どうすればお金に悩まされずに済むのだろう?」と考え「富裕層のことを知れば、なにかしらの答えを得られるのではないか?」と思い至ったからだった。国税職員のなかでも富裕層が相手となる相続税を担当するのは、1割ほどにすぎず、情報が表に出てくることはほとんどない。10年ほど携わった相続税調査で、日本トップクラスの富裕層のリアルに触れた著者が、富裕層に学んだ一生お金に困らない29の習慣を初公開する!