「ゴミ屋敷」から子どもを救えないセーフティネットの手薄さ
みわよしこ
子どもを貧困から救う努力が続けられている。しかし、現在のセーフティネットはあまりにも手薄だ。特別な家庭の困難を抱えた子どもたちは、子ども食…
2018.12.28
生活保護当事者の増加、不正受給の社会問題化などをきっかけに生活保護制度自体の見直しが本格化している。本連載では、生活保護という制度・その周辺の人々の素顔を紹介しながら、制度そのものの解説。生活保護と貧困と常に隣り合わせにある人々の「ありのまま」の姿を紹介してゆく。
みわよしこ
子どもを貧困から救う努力が続けられている。しかし、現在のセーフティネットはあまりにも手薄だ。特別な家庭の困難を抱えた子どもたちは、子ども食…
2018.12.28
みわよしこ
「生活保護はやる気を失わせる制度」という見方は非常に根強い。実際、一度生活保護を受給すると、多くの人がなかなか労働復帰できないと指摘されて…
2018.12.21
みわよしこ
リーマンショック後の大不況から10年。貧困層が職と共に失いかねない「住」を守るための住宅セーフティネット制度は、好ましい形で運営されている…
2018.12.14
みわよしこ
12月17日に厚労省が開催する社会福祉住居施設に関する検討会は、近未来の日本の高齢者や社会的弱者の「住」を大きく変えてしまうかもしれない。…
2018.12.7
みわよしこ
外国人就労拡大の入管法改正案が衆院で可決された。彼らに対しては、日本に労働力を提供してほしい一方、社会保障は使ってほしくないという国の本音…
2018.11.30
みわよしこ
子どもの貧困や、それを温床とする虐待が止まらない。虐待の連鎖はもはや社会で広く認知されているが、連鎖を重ねすぎた結果、この問題は解きほぐせ…
2018.11.23
みわよしこ
片山さつき・地方創生担当大臣が過去に行なった「生活保護バッシング」が、改めて話題になっている。生活保護受給者は、時に世間から「働かない人々…
2018.11.16
みわよしこ
日本社会の将来に大きな火種を仕込むかもしれないものの、まったく注目されていない厚労省の検討会がある。そこでは、設備が不十分な「簡易個室」が…
2018.11.9
みわよしこ
今年3月、東京都目黒区で5歳の女児が両親からの虐待の末に亡くなった事件などを機に、児童虐待に対する社会の在り方が改めて問われている。周囲も…
2018.11.2
みわよしこ
最近、週刊誌で話題になっている片山さつき地方創生大臣。この件とは別に、片山大臣には以前から疑問を感じていることがあった。これまでの官僚・政…
2018.10.26
みわよしこ
生活保護を受給する母子世帯の女子高生が、獲得した給付型奨学金を福島市に全額召し上げられた訴訟で、今年1月、福島市は敗訴した。ところが足もと…
2018.10.19
みわよしこ
10月1日から始まった生活保護の引き下げは、受給者たちにどんな影響を与えたのか。生活保護問題対策会議などが設置した全国一斉ホットラインには…
2018.10.12
みわよしこ
9月中旬、テレビドラマ『ケンカツ』こと『健康で文化的な最低限度の生活』が放送を終えた。生活保護受給者とケースワーカーとの人間ドラマを描いた…
2018.10.5
みわよしこ
10月1日、6月に再改正された生活保護法が施行される。事実上の生活保護費削減であり、生活保護世帯の学生が大学進学後に保護の対象から外れる規…
2018.9.28
みわよしこ
9月上旬、福岡市の九州大学・箱崎キャンパスで火災と爆発が発生し、焼け跡から46歳の男性の遺体が発見された。法学部のオーバードクターだった。…
2018.9.21
みわよしこ
「車椅子の歌姫」として知られる歌手・エッセイストの朝霧裕さんは、自らが始めた「彩の国ゆめコンサート」で15年間歌い続け、この9月、最後のス…
2018.9.14
みわよしこ
猛暑、豪雨、台風、地震など、未曽有の自然災害が立て続けに日本を襲っている。災害は、シングルマザーや生活保護受給者など、生活が苦しい人たちを…
2018.9.7
みわよしこ
憲法学者・木村草太氏講演を聞き、目からウロコが落ちた気がした。「もらえる金額はいくらが妥当か」「パチンコをしてもいいか」といった矮小な議論…
2018.8.31
みわよしこ
親と子どもの「遊ばせたい」「遊びたい」というニーズに応えるのが、プレーパーク(冒険遊び場)活動だ。従来の遊園地や公園のように、親や主催者が…
2018.8.24
みわよしこ
大阪府河内長野市職員が、3億円以上もの生活保護費を横領していたという前代未聞の事件が発覚してから5年が経つ。あれから同市は、横領再発防止の…
2018.8.17