たった「20円」で、先進国の肥満と、開発途上国の飢餓・栄養不足を同時に解決するビジネスモデルを打ち立て、全世界20億人にリーチする活動を展開しているNPO、テーブル・フォー・ツー・インターナショナル(TFT)。このTFTを率いるのが、元マッキンゼーのコンサルタントで、いまや全世界が注目する社会起業家である小暮真久氏です。
この度『社会をよくしてお金も稼げるしくみのつくりかた』で成功しているNPOと企業の共通点を描き出した小暮氏が、「本業を通して社会にいいことを成し遂げる」ための実践例を紹介する連載(全6回予定)。
大塚製薬「ポカリスエット」、リッツカールトン、ユニクロ、味の素など、事例も満載。
社会をよくしてお金も稼げるしくみのつくりかた【実践編】
最終回
味の素「ガーナプロジェクト」が教えてくれる「競合」を「協業」に変えてバリューチェーンを作る逆転の発想とは?
第5回
フェアトレードは、なぜ全世界的な「うねり」を生み出せたのか?――CSRを、ただのCSRで終わらせないために
第4回
ユニクロの「全商品リサイクル活動」が狙う新しいマーケティングとは?CSRではなく、本業で社会貢献するためのコミュニティとのつきあい方
第3回
「いろはす」はなぜ一気にシェアを拡大できたのか?商品設計に組み込まれた2つのインパクト
第2回
「何のために働くのか」を見つめ直すために――リッツ・カールトンが教えてくれるやりがいを持って仕事をするための3つの条件
第1回
社会貢献とビジネスは両立できる!「ポカリスエット」に学ぶ、新しいグローバル戦略「Winの累乗」