日本板硝子
1918(大正7)年11月、大阪市において「日米板硝子」が設立。創始者の杉田與三郎が1914(大正3)年、製瓶技術を導入するため渡欧した折、帰途米国「リビー」の板ガラス製造工場を見学したのが始まりだった。1931(昭和6)年1月、社名を「日本板硝子」へと変更。当時政府が金融恐慌の不況打開のため、国民の消費節約と国産品愛用を奨励しており、「日米板硝子」の名称は米国製品の輸入販売をしていると誤解されがちで、情勢に合わなかったためである。
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