パナソニックの「津賀改革」には、いくつかの特徴がある。ほぼ6カ月単位で勝負をかけメリハリをつけていること。インパクトのあるメッセージを常に意識して打ち込むこと。しかも、それらは時代と世界への観察をもとに、「構図」を描き、シンプルなキーワードで発信されている。さらに、朝令暮改を恐れず物怖じしない。それでいて、基軸はぶれない。

森本博行氏は、ソニーで長らく経営戦略に携わり、その後はビジネススクールで戦略論やビジネスモデルの研究者として教鞭を執ってきた。いわく「グローバル戦略はいま移行期にある」。本インタビューでは、日本企業の経営者が理解しておくべき、新しいゲームルールと競争優位の条件について考える。

森本博行氏は、ソニーで長らく経営戦略に携わり、その後はビジネススクールで戦略論やビジネスモデルの研究者として教鞭を執ってきた。いわく「グローバル戦略はいま移行期にある」。本インタビューでは、日本企業の経営者が理解しておくべき、新しいゲームルールと競争優位の条件について考える。

生活用品からインフラまで幅広く使われる塩化ビニル樹脂(塩ビ)で世界トップ企業の信越化学工業。その中核となるのがアメリカ子会社のシンテックだ。金川千尋会長はかつてシンテックの社長として、アメリカで最後発の参入にもかかわらず世界一の塩ビメーカーに育て上げた。さらに同社で培った経営ノウハウをグループ内の他事業にも導入し、13期連続で最高益を更新するなど、業績を大きく向上させた(図表参照)。奇しくも信越化学工業(当時は信越窒素肥料)と同年に生まれた金川会長は今年で90歳。いまも経営の最前線に立つ同氏が、みずから体得した経営論の真髄を語った。

松下幸之助企業理念を“シンプルな戦略に翻す”名人
幸之助さんが他界されて四半世紀が経つが、多くの日本企業が目的の喪失、理念の喪失に陥っている現在、あらためて彼の歴史をひもとくと、はたと気づかされること、いまだからこそ肝に銘じるべきことが少なくない。

生活用品からインフラまで幅広く使われる塩化ビニル樹脂(塩ビ)で世界トップ企業の信越化学工業。その中核となるのがアメリカ子会社のシンテックだ。金川千尋会長はかつてシンテックの社長として、アメリカで最後発の参入にもかかわらず世界一の塩ビメーカーに育て上げた。さらに同社で培った経営ノウハウをグループ内の他事業にも導入し、13期連続で最高益を更新するなど、業績を大きく向上させた(図表参照)。奇しくも信越化学工業(当時は信越窒素肥料)と同年に生まれた金川会長は今年で90歳。いまも経営の最前線に立つ同氏が、みずから体得した経営論の真髄を語った。

「プレイステーションVR」の発売で、再び脚光を集めているプレイステーション。その生みの親といえるのが、久夛良木健氏だ。一介のサラリーマンエンジニアだった同氏は、世界からベストプラクティスを集め、製品開発と事業化を実現。8年で売上1兆円という巨大インダストリーをつくり出した。たえず未来を洞察しながら変革のうねりを牽引してきた久夛良木氏に、デジタル時代におけるイノベーションの核心について聞いた。

「プレイステーションVR」の発売で、再び脚光を集めているプレイステーション。その生みの親といえるのが、久夛良木健氏だ。一介のサラリーマンエンジニアだった同氏は、世界からベストプラクティスを集め、製品開発と事業化を実現。8年で売上1兆円という巨大インダストリーをつくり出した。たえず未来を洞察しながら変革のうねりを牽引してきた久夛良木氏に、デジタル時代におけるイノベーションの核心について聞いた。

「プレイステーションVR」の発売で、再び脚光を集めているプレイステーション。その生みの親といえるのが、久夛良木健氏だ。一介のサラリーマンエンジニアだった同氏は、世界からベストプラクティスを集め、製品開発と事業化を実現。8年で売上1兆円という巨大インダストリーをつくり出した。たえず未来を洞察しながら変革のうねりを牽引してきた久夛良木氏に、デジタル時代におけるイノベーションの核心について聞いた。

2008年にタイヤ事業で世界一となるが、食品、鉄鋼、化学、電機、金融など全産業で、日本企業が世界トップを守っているのはトヨタ自動車とブリヂストンだけだ。今年、コーポレートガバナンス(企業統治)に取り組む企業を対象にした賞が新設され、第1回の大賞に輝いた。試行錯誤を繰り返しながら、グローバル経営体制、ガバナンスを整備し、買収から28年、アメリカでの事業を稼ぎ頭に変貌させたブリヂストンの経営に迫った。

2008年にタイヤ事業で世界一となるが、食品、鉄鋼、化学、電機、金融など全産業で、日本企業が世界トップを守っているのはトヨタ自動車とブリヂストンだけだ。今年、コーポレートガバナンス(企業統治)に取り組む企業を対象にした賞が新設され、第1回の大賞に輝いた。試行錯誤を繰り返しながら、グローバル経営体制、ガバナンスを整備し、買収から28年、アメリカでの事業を稼ぎ頭に変貌させたブリヂストンの経営に迫った。

再開発が進む都市で次々と誕生しているスマートビルディング。省エネに加え、セキュリティ向上や混雑軽減などの新たなビル管理ニーズに対応する動きも進む。その一つが、竹中工務店の「人工知能(AI)を活用した次世代ビル管理システム」だ。機械学習による大型ビルの自動制御の試みは、例がないという。

人間が存在している意味、生きている意味とは何か、いまこそ突っ込んで議論すべき時です。「最も素晴らしい時代を生きている」、と私は思っています。だからこそ、20年後あるいは30年後のために、人間の存在理由について向き合い、あらためて考えてみる必要があるのです。

サンノゼ国際空港から西北西に車を走らせると、NASAエイムズ研究センターが見えてくる。この43エーカー(17万平方メートル)の施設は、地球外生命へのメッセージを乗せたパイオニア10号で知られる、惑星探査計画「パイオニア計画」の要衝となったところで、この中にシンギュラリティ大学はある。

本田宗一郎万事に “真剣な” 知的体育会系リーダー
アメリカ・デトロイトにあるオートモーティブ・ホール・オブ・フェイム(自動車殿堂)に、日本人として最初に殿堂入りを果たしたのが本田宗一郎である。私は、そこに飾られている一枚の写真の前で足が釘づけになった。それは、テストコースの路面に手をついてひざまずき、目の前を走り抜けるオートバイをじっと観察している本田の姿を写したものである。

製造業を取り巻く環境が激変する中、モノづくりからコトづくりへの転換を含むビジネスモデル変革や生産性向上などの課題に取り組む企業が増えている。そんな変革を支援するISIDビジネスコンサルティングは、独自のアプローチで多くの顧客の支持を集めている。

ITの進展で増える一方のさまざまなデータをどう理解し、どう利用するかは大きな課題となっているが、地図上にデータを落として可視化してみることで、数値や文字ではわからない現実が見えてくることがある。位置・空間情報を持った情報をひも付けて解析するGIS(地理情報システム)大手のパスコに、その可能性を聞いた。

2020年東京五輪に向けて急速に広がりそうなのがスポーツのデータ解析だ。「チーム・選手強化のため」、そして「観戦を楽しむため」の2方向で活用が進んでいるが、今後どのような進化を遂げるのか。スポーツデータ解析・配信における日本の先駆者、データスタジアムを取材した。

ビッグデータの解析、人工知能(AI)の活用で異彩を放っているのが気象予報会社、ウェザーニューズだ。日本は気象、自然の影響が大きく、天気を早く、正確に知るかが死命を制する面が多い。独自の観測インフラを構築するウェザーニューズは気象ビッグデータをどのように構築し、活かしているのか。

LEDが起爆剤となって照明の世界が大きく変わりつつある。センサー、ネットワーク、そして可視光通信など、照明を媒介にモノとモノがつながることで、「照明のその先」までもが一体となる近未来がすぐそこまで来ている。照明事業を祖業とするフィリップスは未来をどう見据えているのか。

