桃田健史

桃田健史

ジャーナリスト
日米を拠点に世界各国で自動車産業の動向を取材するジャーナリスト。インディ500、NASCARなど米国レースにレーサーとしても参戦。自動車雑誌に多数の連載を持つほか、「Automotive Technology」誌(日経BP社)でBRICs取材、日本テレビでレース中継番組の解説などを務める。1962年生まれ。著書「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」好評発売中
第34回
現地密着取材!ロスアラモス発「スマートグリッド」革命の胎動~日米巨大プロジェクトの知られざる正体
桃田健史
ついに、あの国家プロジェクトが本格始動した。日本の行方を左右するスマートグリッドの大実験である。場所はかの米国ロスアラモス。現場を取材すると、大きな期待を感じると同時に様々な疑問がわいてきた。
現地密着取材!ロスアラモス発「スマートグリッド」革命の胎動~日米巨大プロジェクトの知られざる正体
第33回
トヨタの電子制御問題に隠れた事実!アメリカ人特有のアクセルの踏み方
桃田健史
プリウスのブレーキに関する「フィーリングの問題」は、なぜ大騒ぎになったのか。その背景には、日米の車の使い方に関する大きな差が横たわっている。
トヨタの電子制御問題に隠れた事実!アメリカ人特有のアクセルの踏み方
第32回
トヨタ車の品質は本当に下がったのか?バッシングの嵐が覆い隠す問題の核心
桃田健史
トヨタ・リコール問題を受けて、世間はトヨタ車の品質は地に堕ちたといわんばかりの雰囲気だ。だが、果たしてそうなのか。そもそも車の品質とは?ヒステリックなトヨタ叩きは止めて、冷静に考えてみよう。
トヨタ車の品質は本当に下がったのか?バッシングの嵐が覆い隠す問題の核心
第31回
トヨタ叩きより日本の成長戦略を語ろう!スマートグリッドという金の卵の育て方
桃田健史
トヨタ報道にかき消され注目度こそ低いが、日本の政府系機関と企業がタッグを組む巨大プロジェクトが米国で動き出した。日本の成長戦略の切り札と目されるスマートグリッドだ。海の向こう側でわざわざ実験に乗り出した理由とは?
トヨタ叩きより日本の成長戦略を語ろう!スマートグリッドという金の卵の育て方
第30回
自動車業界に広がるトヨタ擁護論!プリウスのリコールは本来不要だった~不条理なバッシングの餌食になった企業の悲しい宿命
桃田健史
「あれじゃ、トヨタが可哀相だ」「プリウスは(技術面で見れば)リコールする必要などない」トヨタ自動車のリコール騒動が波紋を広げるなか、米国で過激なバッシングが起きている現状に対して、今度は擁護論が噴出し始めた。擁護論を唱えているのは、日本の自動車業界関係者、特に技術系の関係者だ。なかには、的を射ている主張も少なくない。そこで今回は、著者のトヨタに関する過去の取材経験をもとにして、トヨタ・リコール問題の本質を探ってみよう。
自動車業界に広がるトヨタ擁護論!プリウスのリコールは本来不要だった~不条理なバッシングの餌食になった企業の悲しい宿命
第29回
トヨタや日産の敵?日本企業を惑わす米新興電気自動車メーカーの本当の実力
桃田健史
既存メーカーを脅かす存在との触れ込みで彗星の如く現れた電気自動車メーカーのフィスカーとテスラ。日本企業の中にも商社を中心に二社との連携を模索しているところは多い。だが、その実力はとても太鼓判を押せるようなものではない。
トヨタや日産の敵?日本企業を惑わす米新興電気自動車メーカーの本当の実力
第28回
世界に広がるリコールの波紋第二のトヨタショックは不可避か
桃田健史
トヨタがくしゃみをすれば、日本が風邪を引く。この構図は実はまだ変わっていない。そして今回の世界的な大規模リコール問題。第二のトヨタショックは、リーマンショック時とは別の形で今、日本を襲おうとしている。
世界に広がるリコールの波紋第二のトヨタショックは不可避か
第27回
やっぱり日産は電気自動車に本気だ!トヨタも無視できない「リーフ」の正体
桃田健史
日産自動車が技術の粋を集め開発中の量産型電気自動車(EV)「リーフ」に試乗した。はっきり言って、その出来栄えに驚いた。ハイブリッド車で後塵を拝した同社にとってEVは文字通り乾坤一擲の大勝負なのだろう。
やっぱり日産は電気自動車に本気だ!トヨタも無視できない「リーフ」の正体
第26回
マツダとフォードの離婚はあるのか?誰も書かない中国合弁解消報道の真偽
桃田健史
フォードとマツダが中国合弁を解消――。1月17日の日経新聞の報道は、二社の“離婚”をも想起させた。しかしその後どうも真相は単なる生産体制の変更であることが分かってきた。日経の憶測だったのか。それとも…。真相を探ってみた。
マツダとフォードの離婚はあるのか?誰も書かない中国合弁解消報道の真偽
第25回
実は似ているトヨタとホンダの未来戦略ハイブリッド技術提携の意外な可能性
桃田健史
宿命のライバルと目されるトヨタとホンダだが、他社が電気自動車に走る中、当面はハイブリッド車の普及に大きな期待を寄せる姿勢は実は似通っている。つまりまずはハイブリッド車のさらなる普及に努め、随時プラグインハイブリッドを投入し、電気自動車については米カリフォルニア州規制対応などで一応量産は開始するが本格普及は相当先になる、とするロードマップが同じなのである。極寒の中、1月初旬に開催されたデトロイト・モーターショーで両社首脳陣が見せた呉越同舟の意外な可能性とは?
実は似ているトヨタとホンダの未来戦略ハイブリッド技術提携の意外な可能性
第24回
鳩山政権も見放した?日の丸“デフレ”自動車産業の袋小路と空洞化のホンネ~各社首脳に聞く2010年以降の生きる道
桃田健史
鳩山政権の新成長戦略には、次世代自動車の文字こそあれ、自動車産業自体の可能性への言及は皆無に等しかった。それもそのはず、国内市場の収縮スパイラルは深刻化する一方だ。もはや昔に戻れるとのノスタルジーは禁物だ。
鳩山政権も見放した?日の丸“デフレ”自動車産業の袋小路と空洞化のホンネ~各社首脳に聞く2010年以降の生きる道
第23回
トヨタを凌ぐ高級品?新興国で広がる「ホンダ=BMW」の意外なイメージと中国新ブランド「理念」の正体
桃田健史
ホンダ=BMWと言われても、日本人にはチンプンカンプンだろう。だが新興国では、まさにそれがホンダのイメージだ。新興国市場を巡っていると、「一般の日本人には到底理解も想像もできないようなホンダのイメージ」が浸透していることに驚かされる。これはけっして、給与水準で比較して新興国が先進国(日米と旧西欧)より低いため「舶来品が押し並べて高級品」という解釈ではない。あくまでも、ホンダ単体のイメージが「BMWっぽい高級感」なのだ。その背景には、どんな理由があるのか? 中国で新たに導入する「理念」ブランドの狙いと合わせて、ホンダの海外戦略を探った。
トヨタを凌ぐ高級品?新興国で広がる「ホンダ=BMW」の意外なイメージと中国新ブランド「理念」の正体
第22回
トヨタ大丈夫?手負いの虎GMが仕掛けたエコカー大戦争の危険な罠
桃田健史
物は言いようとはこのことか。GMが最近、とんでもないことを言い出した。来年投入するプラグインハイブリッド車を“電気自動車”と呼び始めたのだ。プリウス対抗は明白。手負いの虎の「死に物狂い」の反撃にトヨタはどう出る?
トヨタ大丈夫?手負いの虎GMが仕掛けたエコカー大戦争の危険な罠
第21回
トヨタが一番よく知っている!スズキ・VW連合の真の狙い
桃田健史
スズキと独フォルクスワーゲン(VW)が提携し、世界最大の自動車連合を形成することになった。ハイブリッド車での協業は最優先の命題ではあるまい。真相を読み解くヒントは、翌日のトヨタの記者発表にあった。
トヨタが一番よく知っている!スズキ・VW連合の真の狙い
第20回
日本要注意!オバマ政権が入れ込む新興自動車メーカー“フィスカ―”の秘密
桃田健史
GM工場の買収で一躍、米国内で“救世主”扱いされている新興自動車メーカーのフィスカー。調べれば調べるほど分かるオバマ民主党政権との太いパイプ。この会社、国有企業GMの“先兵”である可能性が出てきた。
日本要注意!オバマ政権が入れ込む新興自動車メーカー“フィスカ―”の秘密
第19回
円高より怖い中国発の負の連鎖日本から自動車工場が消える日
桃田健史
戦後日本人がコツコツと作り上げてきた国内自動車製造業が存亡の危機にある。円高だけが理由ではない。真の破壊神は、模倣品問題を抱えたまま急成長する中国発の負の連鎖だ。これが、日本を襲う最悪の近未来シナリオである。
円高より怖い中国発の負の連鎖日本から自動車工場が消える日
第18回
中国市場の急拡大にびっくり?トヨタが描き直した全方位戦略の中身
桃田健史
全需の拡大ペースに対して販売台数がいま一つ伸びてこないトヨタの中国事業。広州モーターショーでは、フルラインナップ強化で巻き返しに挑む姿勢を改めて示した。総合力は果たして中国で武器となるのだろうか?
中国市場の急拡大にびっくり?トヨタが描き直した全方位戦略の中身
第17回
東京モーターショーなんて要らない?炸裂!中国広州モーターショーの怪気炎
桃田健史
第7回中国広州モーターショーが11月24日開幕した。参加企業は東京モーターショーのなんと6倍!あまりに大きな彼我の差に、自動車業界関係者の間からは、東京モーターショー不要論まで飛び出してきた。
東京モーターショーなんて要らない?炸裂!中国広州モーターショーの怪気炎
第16回
日の丸自動車産業は空中分解の危機!経産省・次世代自動車戦略研究会が直視すべき「本当の課題」
桃田健史
経産省の主唱で、日の丸自動車産業の次世代戦略を議論する産官学の会議が発足した。意気込みは正しい。だが問題はその議論の前提だ。今回は経産省の増子副大臣に宛てたオープンレターの形式で、同会議への提案を伝えたい。
日の丸自動車産業は空中分解の危機!経産省・次世代自動車戦略研究会が直視すべき「本当の課題」
第15回
ホンダはどこまで電気自動車に本気か?コンセプトカー「EV-N」の秘密に迫る
桃田健史
燃料電池車は別として、いわゆる電気自動車にいまひとつ乗り気でなかったホンダに微妙な変化が見られ始めた。東京モーターショーで披露されたEV-Nはその一例だ。米中の動き如何では、一気呵成に攻めに転じる可能性もある。
ホンダはどこまで電気自動車に本気か?コンセプトカー「EV-N」の秘密に迫る
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