桃田健史

桃田健史

ジャーナリスト
日米を拠点に世界各国で自動車産業の動向を取材するジャーナリスト。インディ500、NASCARなど米国レースにレーサーとしても参戦。自動車雑誌に多数の連載を持つほか、「Automotive Technology」誌(日経BP社)でBRICs取材、日本テレビでレース中継番組の解説などを務める。1962年生まれ。著書「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」好評発売中
第94回
先読み!開幕直前・第42回東京モーターショー最新技術エコカーの新業界図式早わかり
桃田健史
リーマンショックの直撃を受け、主催者の予想を遥かに下回る出展者数、入場者数となった前回2009年の東京モーターショー。あれから2年、今回は有明の東京ビッグサイトに会場を移し、1987年以来24年ぶりの東京都内開催となる。
先読み!開幕直前・第42回東京モーターショー最新技術エコカーの新業界図式早わかり
第93回
ホンダ「フィットEV」の保守性、「テスラ」「フィスカー」の不在、そしてシボレー「ボルト」火災報道の真相――米LAオートショー発、誰も書かない最新EV裏事情
桃田健史
11月17日、LAオートショーの模様が日本でも報じられた。内容は概ね、『ホンダ・フィットEVの量産車が初登場。これを契機に、アメリカでのエコカー普及が進む』という軽いタッチだったが、筆者が現場で詳しく取材してみると、アメリカの電気自動車市場での変動を強く感じた。
ホンダ「フィットEV」の保守性、「テスラ」「フィスカー」の不在、そしてシボレー「ボルト」火災報道の真相――米LAオートショー発、誰も書かない最新EV裏事情
第92回
短命に終わったアメリカの「ジャパニーズ・チューニングカー」ブームメディアが書かない“日本ガラパゴス系カルチャー”輸出失敗の真相
桃田健史
今年も、世界最大級と称される自動車アフターマーケット見本市「SEMAショー」が開催された。会場ではアメリカ車が目立ち、アメリカで一時、社会現象化した、若者向けの「ジャパニーズ・チューニングカー」たちの存在感は極めて薄かった。
短命に終わったアメリカの「ジャパニーズ・チューニングカー」ブームメディアが書かない“日本ガラパゴス系カルチャー”輸出失敗の真相
第91回
石原都知事“ペットボトル会見”以来のネガティブイメージを覆せるか?マツダの2012年国内ディーゼル乗用車参入を占う
桃田健史
マツダがディーゼル車による日本国内市場拡大という「難題」に真正面から挑む。ディーゼル乗用車は過去10年強、日本では「タブー視」されてきた。同社にとっては、「新世代ディーゼルのマツダ」として日本国内市場でスタンドアウトする絶好のチャンスとも言える。
石原都知事“ペットボトル会見”以来のネガティブイメージを覆せるか?マツダの2012年国内ディーゼル乗用車参入を占う
第90回
「次の一手」が問われる日産EV戦略の将来像エコカー技術開発の“踊り場”感は嵐の前の静けさか?
桃田健史
CEATEC JAPAN2011でのコンファレンス「新しいエネルギー、EV(電気自動車)」は、予定開始時刻を10分ほど過ぎて始まった。壇上には、日産自動車COO志賀俊之氏、三菱自動車社長の益子修氏。司会は自身も三菱「i-MiEV」オーナー歴2年というキャスター・木村太郎氏だ。
「次の一手」が問われる日産EV戦略の将来像エコカー技術開発の“踊り場”感は嵐の前の静けさか?
第89回
「アウトバーン」と「ニュルブルクリンク」に見る欧州エコカー市場の独自進化と厳しい現実~マツダは一石を投じることができるか?
桃田健史
なぜドイツは、ハイブリッド・EV不毛の地といわれるのか。その理由は、アウトバーンとニュルブルクリンクを走れば、皮膚感覚で理解していただけると思う。マツダはその理解のもとで、欧州において、ある勝負に出た。
「アウトバーン」と「ニュルブルクリンク」に見る欧州エコカー市場の独自進化と厳しい現実~マツダは一石を投じることができるか?
第88回
トヨタはなぜ得意のハイブリッド技術で後発のフォードとわざわざ組んだのか?大いなる謎からひも解く王者の苦悩と成算
桃田健史
トヨタとフォードが小型トラックやSUV向けの新型ハイブリッドシステムの共同開発で手を組んだ。公表された提携内容を見ると、主役はまるでフォードのようだ。なぜこの分野で圧倒的優位なはずのトヨタが一歩引かなければならないのか。
トヨタはなぜ得意のハイブリッド技術で後発のフォードとわざわざ組んだのか?大いなる謎からひも解く王者の苦悩と成算
第87回
トヨタもフォルクスワーゲンも抜き去り世界1位に返り咲いたGMの怪気炎
桃田健史
経営破綻から2年。不採算事業を整理し、GMが再び攻勢をかけている。2011年上期にはフォルクスワーゲンとトヨタを押さえて世界販売台数で1位に復活。果たしてこの勢いは本物なのか。
トヨタもフォルクスワーゲンも抜き去り世界1位に返り咲いたGMの怪気炎
第86回
ヤマト運輸が名付け親!「新スリーター」に見る業務用電動アシスト自転車の侮れない可能性
桃田健史
「新スリーター」なる言葉をご存じだろうか。宅配便などで使われる3輪バイクの俗称「スリーター」からヒントを得た言葉で、リアカーを電動アシスト自転車で牽引する車両のことだ。ヤマト運輸の造語であり、業務用電動アシスト自転車の今後の可能性を示している。
ヤマト運輸が名付け親!「新スリーター」に見る業務用電動アシスト自転車の侮れない可能性
第85回
ヒントはルノーの2人乗り電気自動車?単なる乗り物の域を超えた「超小型モビリティ」の本当の可能性
桃田健史
本連載で繰り返し取り上げてきた「超小型モビリティ」。軽よりも小さい超小型の電動移動体は果たして日本の強みとなり得るのだろうか。関係者への取材から、この新規分野への正しい期待の持ち方を探った。
ヒントはルノーの2人乗り電気自動車?単なる乗り物の域を超えた「超小型モビリティ」の本当の可能性
第84回
日本のモノづくりの常識は通じない!わが道を行く中国発“超小型電気自動車”革命
桃田健史
中国の山東省で、廉価な超小型電気自動車が大量に生産・販売されていることをご存じだろうか。日本の輸送業界にとって、これは思わぬ伏兵となる可能性がある。
日本のモノづくりの常識は通じない!わが道を行く中国発“超小型電気自動車”革命
第83回
クルマに蓄えた電力を家庭やオフィスに回す?電力不足の時こそ電気自動車の出番は本当か
桃田健史
電気自動車の蓄電池から電気を取り出し、電力系統に戻す。いわゆる「逆潮流」技術が電力不足の中、注目を集めている。しかし普及の現実性はどこまであるのか。トヨタ、日産など大手自動車メーカーの本音を探った。
クルマに蓄えた電力を家庭やオフィスに回す?電力不足の時こそ電気自動車の出番は本当か
第82回
崩れる自動車ピラミッド!業界の重鎮も本音隠せず次世代車大連立・日本脱出も視野に決断の時が迫る
桃田健史
6月15日、経産省から自動車産業の窮状と課題を詳細に分析した興味深い資料が公表された。作成に携わったメンバーは、業界の重鎮たち。建て前ではなく、本音がそこには書き記されている。自動車ピラミッドは崩れ、このままでは、日本車メーカーの国際的優位は風前の灯火だ。
崩れる自動車ピラミッド!業界の重鎮も本音隠せず次世代車大連立・日本脱出も視野に決断の時が迫る
第81回
震災復興・空洞化・高齢化対策のヒント満載!富山市“お団子と串”のコンパクトシティ戦略先進的路面電車網が可能にする「まちづくり」革命
桃田健史
「お団子と串」と言われたら何の話かと思われるだろうが、ここでいう串とは路面電車を核とする公共交通、団子とは各停留所からの徒歩圏内を意味する。地方再生のヒントに溢れた富山市のまちづくり戦略を紹介しよう。
震災復興・空洞化・高齢化対策のヒント満載!富山市“お団子と串”のコンパクトシティ戦略先進的路面電車網が可能にする「まちづくり」革命
第80回
豊田市の超小型モビリティ実証実験に見る都市内交通革命の可能性とトヨタの本音
桃田健史
愛知県豊田市で昨秋、個人向け立ち乗り型電動車等の実証実験が行われた。参加者の反応は興味深く、市中心部で走行可能になった場合、約25%が交通行動を変える可能性があると答えたという。トヨタのエコカー戦略と合わせて、都市内交通の行方を考察した。
豊田市の超小型モビリティ実証実験に見る都市内交通革命の可能性とトヨタの本音
第79回
メイド・イン・ジャパン復権の切り札「超小型モビリティ」という究極のエコカー
桃田健史
いまから3~4年後、日本各地で奇妙な格好の乗り物が大量に走っているかもしれない。高齢者の足として、都会での移動手段として、あるいは宅急便で…。その乗り物の名は、超小型モビリティ。日本の製造業が世界に存在感を示す最後の砦となるかもしれない。
メイド・イン・ジャパン復権の切り札「超小型モビリティ」という究極のエコカー
第78回
震災で減速する日本、官民一体で急加速する台湾電気自動車覇権戦争の厳しすぎる現実
桃田健史
大震災後の復興に追われる日本の自動車産業界。次世代車の販売や開発は足踏み状態のままだ。こうしたなか、世界の電気自動車ビジネスのダークホースが快走を始めた。台湾である。
震災で減速する日本、官民一体で急加速する台湾電気自動車覇権戦争の厳しすぎる現実
第77回
日系部品産業が直面する震災後の現実高品質だけでは食い止められない世界の自動車メーカーの「日本離れ」
桃田健史
東日本大震災に伴う日系自動車部品産業の混乱が続いている。影響は、日本車メーカーだけでなく、世界のメーカーにも本格的に広がりはじめた。量と価格を重視する海外勢は、調達ルートの分散化を急ぐ。品質神話だけでは、日本勢はこの流れを食い止められそうにない。
日系部品産業が直面する震災後の現実高品質だけでは食い止められない世界の自動車メーカーの「日本離れ」
第76回
北米自動車市場に広がる東日本大震災の影響日系メーカーの部品現地調達に潜む不都合な真実
桃田健史
東日本大震災は、世界のサプライチェーンにも混乱をもたらした。自動車産業はその最たる例だ。特に北米市場では、日系メーカーだけでなく、GMなど現地メーカーの生産にも影響が及んだ。部品の現地調達率が8割を超えているはずの北米で、いったい何が起きたのか?
北米自動車市場に広がる東日本大震災の影響日系メーカーの部品現地調達に潜む不都合な真実
第75回
日本自動車産業史上最大の危機!震災復興と同時に忍び寄る空洞化スパイラル
桃田健史
リーマンショックを乗り越え、なんとか日本国内に踏みとどまった自動車製造。しかし今回の震災をきっかけに、海外流出がいよいよ急加速しそうだ。それが起きないと言い切れる材料は、残念ながら、見当たらない。
日本自動車産業史上最大の危機!震災復興と同時に忍び寄る空洞化スパイラル
新着
業界
学び
特集
書籍
業界
製造業 銀行・証券・金融 保険 建設・不動産 コンサル・士業 商社 運輸・物流 IT・通信 AI・テクノロジー エネルギー 医療・製薬 食品・農業 小売・外食 サービス・エンタメ メディア・広告 スタートアップ・新規事業 教育 財閥・学閥 予測・分析
学び
経営・戦略 マネジメント ビジネス課題 ビジネススキル 営業・マーケティング マネー・投資 相続・節税 年金 キャリア・働き方 受験・子育て 教養