後藤順一郎

アライアンス・バーンスタイン株式会社 AB未来総研 所長
慶應義塾大学理工学部 非常勤講師。1997年慶應義塾大学理工学部管理工学科卒業。97年株式会社富士銀行(現 株式会社みずほ銀行)にて、法人向け融資業務に従事。2000年みずほ総合研究所に勤務し、主として企業年金向けの資産運用/年金制度設計コンサルティングに従事。06年一橋大学大学院国際企業戦略研究科にてMBA取得。同年4月アライアンス・バーンスタイン株式会社に入社。共著書に「企業年金の資産運用ハンドブック」(日本法令 2000年)、「年金基金の資産運用-最新の手法と課題のガイドブック-」(東洋経済新報社 2004年)などがある。
第81回
投信も「シンプル・イズ・ベスト」なのか?
後藤順一郎
つみたてNISAが始まり、政府がそのコア商品としてパッシブ・ファンド(インデックス・ファンドとも言う)を推奨して以降、パッシブ・ファンドの存在感が高まっています。パッシブ・ファンドは指数(例:日経平均株価など)に連動するだけですから、極めてシンプルで低コストな運用です。
投信も「シンプル・イズ・ベスト」なのか?
第80回
「積立投資なら下がっても安心」は本当?
後藤順一郎
積立投資の重要性に訴求するコラムや記事が数多く見られるようになってきました。その中でよくメリットとして主張されるのが、「積立投資ならば投資対象の価格が下がってもそのときにたくさん購入できるから、むしろ下落時をチャンスと思え」というメッセージです。これは投資に対して警戒心を持っている初心者にとっては、非常に魅力的なメッセージで、「だったら、始めようかな」と考える人もいると思います。でもこのメッセージは本当に正しいのでしょうか?
「積立投資なら下がっても安心」は本当?
第79回
『トンチン年金』と資産運用の絶妙なマリアージュ
後藤順一郎
最近、「人生100年時代」における長生きリスクのヘッジ手段として、長生きするほど得をする『トンチン年金』の人気が出てきているようです。これまで当連載でも何度か触れてきましたが、今回はこの『トンチン年金』に焦点を当て、そのメリットやデメリット、そして活用方法についてお話ししたいと思います。
『トンチン年金』と資産運用の絶妙なマリアージュ
第78回
老後に向けて仕事も分散
後藤順一郎
これまで当連載では主にお金の視点から「人生100年時代」に関してお話ししてきました。私は資産運用会社に勤めているお金の専門家なので、まずは得意分野であるお金、特に資産運用についてお話ししたのですが、老後に快適な生活を送るうえでより大切なのは安定的な収入を確保することであり、それを達成する手段は何も資産運用だけではありません。
老後に向けて仕事も分散
第77回
標準生命表の改定は何を意味するのか?
後藤順一郎
標準生命表の改定に伴い、今年の4月からいくつかの生命保険会社が死亡保険料を引き下げたのをご存知ですか?この標準生命表というのは、日本アクチュアリー会(アクチュアリー:保険計理士)が作成しており、各年齢の死亡率などは、生命保険会社が保険料を算定するベースとなっています。
標準生命表の改定は何を意味するのか?
第76回
株式市場の暴落からの示唆
後藤順一郎
今年の2月の初めに株式市場に大きな混乱が生じたのは皆さんのご記憶に新しいと思います。従来から投資を実践していたベテランのオヤジたちは、「こんなこともあるさ」と冷静さを保てたかもしれません。一方、つみたてNISAやiDeCoで最近投資を始めたばかりのオヤジたちは、これまで株式市場が好調な時期しか経験したことがないため、今回のイベントで初めて投資の怖さを実感されたのではないでしょうか?
株式市場の暴落からの示唆
第75回
投資信託の分配金と老後の資産運用
後藤順一郎
ここ数年にわたって、売れている投資信託(以下、投信)と言えば分配金の高いものが必ずランキングしていましたが、2017年くらいからそのトレンドが変わりつつあるようです。
投資信託の分配金と老後の資産運用
第74回
定年退職後に最適なお金の引き出し方
後藤順一郎
「老後もしっかりと資産を増やすことを考えなければいけない」とのメッセージはもちろん大事なのですが、一方で、定年退職後は蓄えた資産を生活のために取り崩す局面にあるのも事実です。しかしながら、定年退職後にどのようにお金を取り崩していくべきなのかについてのアドバイスは驚くほど少ないのが現状です。
定年退職後に最適なお金の引き出し方
第73回
「知ってるつもり」の落とし穴
後藤順一郎
2018年1月から「つみたてNISA」がいよいよ始まりました。今年から「つみたてNISA」で投資を始めてみようと意気込んでいる投資初心者の中には、「日本経済、日本の代表的企業のことは情報として入ってくるし、馴染みもあるから、まずは日本株式に投資してみようかな」と考える人も多いと思います。でもそれは本当に正しい投資判断なのでしょうか?
「知ってるつもり」の落とし穴
第72回
定年退職後の世界
後藤順一郎
2016年秋のリンダ・グラットン氏による著書『ライフ・シフト』の発刊以降、“人生100年”というキーワードを様々なところで耳にするようになりました。今回は高齢者雇用の現状について見ていきたいと思います。
定年退職後の世界
第71回
オヤジ世代にあった制度の活用方法とは
後藤順一郎
今回はつみたてNISA、iDeCo、一般NISAの一般的な情報ではなく、オヤジ目線でどのようにこれらの三つの制度を使い分けるべきなのかを考えてみたいと思います。
オヤジ世代にあった制度の活用方法とは
第70回
資産運用だけが長生きリスクへのヘッジではない
後藤順一郎
今回は、資産運用以外で長生きリスクに対するヘッジ手法として今、注目を集めている「トンチン年金」について解説したいと思います。
資産運用だけが長生きリスクへのヘッジではない
第69回
人生100年時代、老後の生き方もアップデート
後藤順一郎
将来計画を立案するうえで大事なのは平均寿命ではなく、平均余命なのです。例えば55歳のオヤジたちの平均余命は28.02年、つまり今55歳のオヤジたちは83.02歳まで平均的に生きることを意味します。
人生100年時代、老後の生き方もアップデート
第68回
認知能力が下がると運用能力も下がる
後藤順一郎
昨今、「老後破産」や「老後難民」といった言葉が広がり、私の周りでも老後を心配する人たちが増えてきたように思います。実際、公的年金は徐々に実質的に減額されていく見通しですから、危機感を持つのも当然かもしれません。
認知能力が下がると運用能力も下がる
第67回
積立投資の“あるある”
後藤順一郎
今回は、金融機関の窓口で積立投資を勧める際に用いられる典型的セールストークを、積立投資の“あるある”として紹介します。ぜひ、本稿を参考にして、“あるある”に遭遇しても惑わされないようにしましょう!
積立投資の“あるある”
第66回
積立投資は万能なのか?
後藤順一郎
個人型確定拠出年金(iDeCo)に加えて2018年1月から「積立NISA(少額投資非課税制度)」という積立投資に特化した新しいNISAが始まることになっています。
積立投資は万能なのか?
第65回
iDeCoの賢い始め方
後藤順一郎
今回は、iDeCoをやってみようと思っているけど、どのように始めればよいのかわからないオヤジ世代に向けて、iDeCoを始めるための意思決定プロセスについてお話しします。
iDeCoの賢い始め方
第64回
副業と資産運用
後藤順一郎
人生が100年以上も続くことも決して特別ではない時代になりつつある今、少しでも働く期間を長くすることで、退職後にそれまで蓄えた資産を引き出すタイミングを先送りすることができ、これまで積み上げてきた資産を長持ちさせることができるようになります。このように退職後も働くことは、長生きリスクを気にすることなく、人生を十分に満喫するためには必要不可欠になりつつあり、その準備としてのサラリーマン時代からの副業に焦点が当たってきています。
副業と資産運用
第63回
改めて明らかになった積立投資の重要性
後藤順一郎
2015年末のFRBの利上げや中国の景気先行き懸念などから1月に株価は大きく下落し、また6月にはBREXIT、さらに11月には米大統領選挙もあって、その都度、株価はジェットコースターのように大きく変動しました。今後も2016年のような変動性が高い状況が続くかもしれず、ますます積立投資の重要性は高まっていると思います。そこで、今回は2016年を振り返りながら、改めて積立投資の効果についてお話しいたします。
改めて明らかになった積立投資の重要性
第62回
人生100年時代のオヤジの生き方
後藤順一郎
人生計画において、仮に65歳に定年退職し95歳まで生きるという計画を立てたとして、その30年分の生活費を、公的年金、企業年金、そして定年退職までの期間の自助努力(自分年金)で準備することは可能なのでしょうか?
人生100年時代のオヤジの生き方
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