後藤順一郎
第21回
過去数回、合理的な投資行動を阻む人間固有のバイアスを回避するため、思い切って自分の意思決定を排除する仕組みについてお話ししてきました。会社の確定拠出年金や個人の証券口座で投資を始めようと思う方がいれば、実際に投資をする場合、知っておかなければならないことがまだあります。

第20回
私たちが投資において合理的な行動をなかなか取れない原因は人間固有のバイアスにあるため、それを回避する策として、前回は自分の意思を極力排除してあえて資産形成を「仕組み化」することを提案しました。。今回は二つ目の長期投資を取り上げます。

第19回
私たちが投資において合理的な行動をなかなか取れない原因は人間固有のバイアスにあるため、それを回避する策として、前回は自分の意思を極力排除してあえて資産形成を「仕組み化」することを提案しました。。今回は二つ目の長期投資を取り上げます。

第18回
これまで行動ファイナンスの切り口から見てきたように、私たちはその習性故に投資においてなかなか適切な行動を取れない傾向にあります。これから数回にわたりその対応策についてお話しします。

第17回
過去3回にわたり行動ファイナンスの観点から「人間は合理的なのか?」「選択肢が多いことは良いことなのか?」などのテーマについてお話ししてきました。今回も引き続き人間の悲しい習性に焦点を当て、「自分は他人よりも優れた運用ができるのか?」という三つ目のテーマについて検証します。

第16回
前回は「人間は合理的な選択ができない」ことをカーネマン教授のプロスペクト理論の観点からお話ししました。今回は、選択が人間に与える影響についてお話ししたいと思います。

第15回
前回は、ビジネス戦略の立案などと同様、資産運用においても自分の特徴、つまり己の強みと弱みを知ることが大切だと書きました。これについて理解を深めていただくため、今後「行動ファイナンス」という比較的新しい学問の切り口からマーケットに接する際の人間の特性を見ていきます。

第14回
ここまで、日本の年金制度や人的資本という自分自身の稼ぐ能力、そして株式や債券といった資産運用の基礎となる資産などについてお話ししてきました。そろそろ自分年金作りを始めてみようという気になった方もいらっしゃるかも。でも、その前に学ぶべきことがもう少しあります。

第13回
前回は、長期投資を実践する際に基本となる資産の一つである株式についてお話ししました。今回は株式と並び長期投資の基本となる資産である債券について説明します。

第12回
前回は老後の生活資金の確保、つまり「自分年金」づくりにおける投資の必要性をお話ししました。今回は株式について触れたいと思います。

第11回
前回は、シニア世代でも、例えば70歳まで働くことで人的資本が増える分、それに応じてリスクを取った資産運用ができ、結果として資産を大きく増やせる可能性があるという話をしました。今後数回にわたり投資に必要な基礎知識をご紹介していきます。

第10回
前回は、人生90年超の現代において「長生きリスク」に対応するには、70歳まで働くことを前提として60歳以降のプランを立てる必要があると述べました。今回は投資期間とリスクの関係について詳しくお話しします。

第9回
過去2回にわたり60歳以降の「第二の人生」における働き方と、収入獲得と社会貢献を両立できる起業についてお話ししました。今回は、実際に60歳以降も働いた場合、それが家計や資産運用にどのようなメリットをもたらすのか具体的に見ていきます。

第8回
前回は「第二の人生」においてオヤジ世代がどう働くかについてお話ししました。今回はオヤジ世代の起業について、もう少し深く掘り下げたいと思います。

第7回
過去4回にわたり公的年金と企業年金について話をしましたが、今回からは視点を変え、オヤジ世代の老後の働き方について考えていきます。

第6回
今回は前回よりもう一歩掘り下げて資産運用の観点から確定給付型と確定拠出型の違いを考えてみたいと思います。

第5回
これまで2回にわたり日本の年金制度の1階部分(国民年金)と2階部分(厚生年金、共済年金)を構成する公的年金について話をしましたが、今回からはその上の3階部分にあたる企業年金に話題を移したいと思います。

第4回
「将来どうなるか分からない。国民年金の保険料は後回しにしよう」と思う人もいるかもしれません。しかし、結論から言うと、国民年金の保険料は無理をしてでも払ったほうが得です。

第3回
今回は、長寿化が社会全体、とりわけ公的年金制度に与える影響について考えてみることにします。

第2回
前回はオヤジ世代の老後に待ち受ける様々な困難についてお話ししましたが、今回からは数回にわたり年金の問題点をもう少し掘り下げていきます。
