倉都康行

倉都康行

RPテック株式会社代表取締役

79年東京大学卒業。旧東京銀行で主にロンドン、香港、東京では為替、証券、新商品開発に従事。バンカーズ・トラスト、チェース・マンハッタン銀行のマネージング・ディレクターを経て2001年4月、RPテック(リサーチアンドプライシングテクノロジー)を設立。代表取締役。日本金融学会会員、グラーバル資本システム研究所長、産業ファンド投資法人執行役員。主な著書に「金融史がわかれば世界がわかる」(ちくま新書)、「12大事件で読む現代金融入門」(ダイヤモンド社)など。

第4回
日本のバブルとその崩壊の裏で邦銀が海外業務を定着・拡大できなかった要因
倉都康行
1989年末の大納会で日経平均株価が3万8915円87銭を記録し、国内はすっかり浮き足立ち、空前の好景気に沸いていた。しかし、それをピークに株価は下落が続き、さらには1991年以降の地価下落を経て急激に景気が後退し、邦銀は巨額の不良債権処理に苦しむこととなった。
日本のバブルとその崩壊の裏で邦銀が海外業務を定着・拡大できなかった要因
第3回
プラザ合意の副産物としてドル安が生んだ日本のバブルの萌芽
倉都康行
今回は「プラザ合意」の背景と影響についてひもときます。先進国による協調的なドル下げ宣言だった「プラザ合意」によって、ドル円は直前の240円台から1988年に120円台まで下落しました。ただし、その効果は短期的に終わり、日本は円高不況対策によって、その後取り返しの付かないバブル経済へ追い込まれていったのです。
プラザ合意の副産物としてドル安が生んだ日本のバブルの萌芽
第2回
日本にとってのニクソン・ショックは金融問題にとどまらぬ実体経済の問題だった
倉都康行
アメリカが世界に向けて「ドルと金の交換を停止する」と宣言した「ニクソン・ショック」の背景には、どのような問題があったのでしょうか。資本市場の本格的なグローバル化が始まった、1971年のニクソン・ショックを検証します。
日本にとってのニクソン・ショックは金融問題にとどまらぬ実体経済の問題だった
第1回
最近の金融危機にみられる2つの特徴とは?過去から学ぶ経済の仕組みと歴史的な背景
倉都康行
金融業界で国際化と自由化が急激に進んだ40年余。この間の“金融危機=事件”はどのように起こったのか?過去に起こった事件を丹念に追いながら、グローバル経済の仕組みや、その歴史的背景を明らかにしていく本連載。今回は、本論に入るまえに、近年の危機を読み解く意義を考えます。
最近の金融危機にみられる2つの特徴とは?過去から学ぶ経済の仕組みと歴史的な背景
第380回
金融市場を振り回す米国の茶番劇は繰り返されるか デフォルト騒動が物語る“決められない政治”の本質――倉都康行・RPテック代表取締役
倉都康行
米議会でようやく暫定予算と連邦債務上限引き上げが合意され、市場が懸念していたデフォルトは回避されることとなった。こうした茶番劇はいつまで繰り返されるのか。米国経済に精通する専門家が、「決められない政治」の本質を斬る。
金融市場を振り回す米国の茶番劇は繰り返されるか デフォルト騒動が物語る“決められない政治”の本質――倉都康行・RPテック代表取締役
第342回
FOMCを受けて広がる米国「出口戦略」の波紋 世界、そして日本への“影響度”はいかほどか――倉都康行・RPテック代表取締役
倉都康行
金融市場の乱調を受け、かつてなく注目が集まった今月18、19日のFOMC。政策現状維持が決められたものの、バーナンキFRB議長の会見は、緩和縮小に明確に舵を切ったという印象を与えた。世界や日本にはどのような影響が及ぶのか。
FOMCを受けて広がる米国「出口戦略」の波紋 世界、そして日本への“影響度”はいかほどか――倉都康行・RPテック代表取締役
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