大畑伊知郎
第9回
“ユニクロの決算書、「ここ」がヤバかった!”正社員1万6000人増加の真相とは?
先日、ファーストリテイリングが、国内のユニクロで働くパート・アルバイト社員の約3万人のうち、1万6000人を正社員にする計画を発表しました。元社員の告発などにより、様々な噂が流れている同社ですが、今回の正社員増加にはどんな狙いがあるのでしょうか。決算書から読み解いていきます。

第8回
“ベースアップ(ベア)が日本をダメにする!?”決算書から読み解く「悪い固定費」の秘密
本日のテーマはベースアップ(ベア)です。混同されがちですが、年齢に応じて賃金が増えていく「定期昇給」に対し、「ベースアップ」は賃金カーブそのものを底上げする増額方式のことです。ベースアップが企業にもたらす影響を、ゼネコン業界の決算書を使って、見ていきます。

第7回
“このままでは、マルハニチロ事件が再び起きる!?”企業の不正リスクを高める「3つの要因」
2013年12月、株式会社アクリフーズの冷凍食品に、農薬のマラチオンが混入され、大きなニュースとなりました。捜査の結果、同社で勤務していた契約社員の男性が逮捕されます。この事件の教訓を、「企業の不正リスク」に詳しい元監査法人勤務の大畑氏に聞いてみました。

第6回
“マクドナルドの決算書、「ここ」がヤバかった!”原田体制の終焉を、財務分析から読み解く
先日、日本マクドナルドホールディングスの原田泳幸会長兼CEOが、代表権のない会長に退きました。2004年の就任から好業績を叩き出し続けた原田氏の退任は、大きなニュースになりました。本日は決算書を通して、日本マクドナルドホールディングスの抱える問題点を分析していきます。

第5回
“伊藤ハム株式会社の決算書を分析する”営業利益率アップのウラには、リストラがあった!?
本日は、実際の決算書を使って、企業を分析してみましょう。分析企業は、伊藤ハム株式会社です。分析を行うと、ある不思議な点が浮かび上がってきました。それは「売上高は下がっているのに、営業利益率が上がっている」というものです。この原因を読み解いていきましょう。

第4回
“企業のリストラは、決算書の「ここ」に出る!”損益計算書の絶対見るべき「2つのポイント」
本日のテーマは「リストラ」です。連日、リストラに関するさまざまな情報が流れています。秘密裏に行われているイメージが強いと思いますが、実は決算書のある場所を見れば、その企業が、過去、どんな規模のリストラを行ってきたがわかるのです。詳しく見ていきましょう。

第3回
「大丈夫か?」と思ったら、貸倒引当金をチェック!特に注意すべき4つの勘定科目(後編)
本日のテーマは、前回に引き続き、「注意すべき勘定科目」です。業績悪化や粉飾をどれだけ隠そうとしても、特定の勘定科目にその兆候があらわれます。その見抜き方を詳しく見ていきましょう。

第2回
“業績悪化や粉飾は、決算書の「ここ」に出る!”特に注意すべき4つの勘定科目(前編)
本日のテーマは「注意すべき勘定科目」です。業績悪化や粉飾をどれだけ隠そうとしても、特定の勘定科目にその兆候があらわれます。その見抜き方を詳しく見ていきましょう。

第1回
「ROEを高める経営こそが、よい経営」はウソ!会社を丸裸にする「プロ会計士の7つの視点」とは?
財務分析の世界では、「ROEの高い会社は、よい会社」とよく言われます。しかし本当にそうなのでしょうか?銀行と監査法人にて、上場企業から中小・零細企業まで、のべ数百社の財務分析を行ってきた著者が、多角的な視点から、会社の本質を丸裸にする独自の手法を明らかにします。
