齋藤ウィリアム浩幸

齋藤ウィリアム浩幸

内閣府本府参与

さいとう・ウィリアム・ひろゆき
1971年ロサンゼルス生まれの日系二世。16歳でカリフォルニア大学リバーサイド校に合格。同大学ロサンゼルス校(UCLA)卒業。高校時代に起業し、指紋認証など生体認証暗号システムの開発で成功。2004年に会社をマイクロソフトに売却してからは日本に拠点を移し、ベンチャー支援のインテカーを設立。有望なスタートアップ企業を育成している。12年には、総理大臣直属の国家戦略会議で委員を拝命し、国会事故調査委員会では最高技術責任者を務めた。また13年12月より内閣府本府参与に任命されている。世界経済フォーラム(ダボス会議)「ヤング・グローバル・リーダーズ2011」選出。2015年6月より、パロアルトネットワークス合同会社副会長に就任。著書に『ザ・チーム』(日経BP社)、『その考え方は、「世界標準」ですか?』(大和書房)。

第25回
「Cyber3 Conference」第2回が東京で開催日本がリーダーシップをとる絶好のチャンスに!
齋藤ウィリアム浩幸
私が本会議座長を務める「Cyber3 Conference Tokyo 2016」(以下、サイバー3)が今年も11月18、19日に六本木アカデミーヒルズで行なわれます。サイバー3は、世界各国の閣僚や世界的な企業の経営者、著名な研究者などハイレベルなキーパーソンが集結する「サイバーセキュリティ」に関する国際会議で、昨年、沖縄県名護市で初めて開催されました。
「Cyber3 Conference」第2回が東京で開催日本がリーダーシップをとる絶好のチャンスに!
第24回
どんなサイバー攻撃よりも危険なのは組織に潜む「隠ぺい体質」
齋藤ウィリアム浩幸
今回は、私がこの数ヵ月世界各国を訪ねて見てきた世界のサイバーセキュリティの最新事情から、日本の企業にとっても重要と思われる3つのテーマについてお話しします。
どんなサイバー攻撃よりも危険なのは組織に潜む「隠ぺい体質」
第23回
IoTはまだ「グリーンフィールド」想像力の豊かな企業が勝つ
齋藤ウィリアム浩幸
ソフトバンクの英国ARM社の買収のスゴイところは、単純な投資ではなく、ソフトバンクの事業の方向転換を図るためだということです。同社は創業以来、節目ごとに方向を変え、新事業をテコに業績を伸ばしてきました。現在の通信事業も将来性を考えると、今が方向転換の時期と判断したのではないでしょうか。
IoTはまだ「グリーンフィールド」想像力の豊かな企業が勝つ
第22回
日本企業は海外の後追いをやめない限り勝機はない
齋藤ウィリアム浩幸
ムーアの法則とは「半導体の性能は18~24ヵ月で2倍になり、価格は半分になる」というもの。つまり、技術がいかに優れていても、製品単体の値段がどんどん安くなる流れは止められないため、それだけではいずれビジネスは厳しい状況に追い込まれてしまう可能性が高いのです。
日本企業は海外の後追いをやめない限り勝機はない
第21回
日本のビジネスパーソンたちへ 「サイバー3」から読み解くニッポン躍進の鍵
齋藤ウィリアム浩幸
今後、IoTはますます進化の速度を上げて、世界を変えていくでしょう。齋藤ウィリアム浩幸氏は、昨年11月、沖縄名護市で開催された『サイバー3(Cyber3)カンファレンス沖縄2015』のキーパーソンとして、この会議の実現に尽力しました。はたして、サイバー3から読み解くべき示唆とは何なのか。齋藤氏からのメッセージをお届けします。
日本のビジネスパーソンたちへ 「サイバー3」から読み解くニッポン躍進の鍵
第20回
「おもちゃ」とバカにしている人は3Dプリンタ革命の本質を見逃す
齋藤ウィリアム浩幸
3Dプリンタが注目されていますが、「オタクのおもちゃ。日本のものづくりを変革できるはずがない」と反論したくなる人もいるでしょう。「おもちゃのような」――これは、IoTの禁句です。しかも、3Dプリンタは、すでに「おもちゃ」ではありません。
「おもちゃ」とバカにしている人は3Dプリンタ革命の本質を見逃す
第19回
どんなIoTのサービスが登場してくるか?
齋藤ウィリアム浩幸
私が過去に作ったセンサーだらけのベビーベッドの話は、以前の回でお話ししましたが、みなさんもぜひ! とおすすめするわけではありません。でも、IoTが育児や介護、そしてより多くの人たちの健康管理に役立つようになるのは、もうそんなに先のことではないのです。
どんなIoTのサービスが登場してくるか?
第18回
自動運転は普及するのか、という愚問
齋藤ウィリアム浩幸
自動車の世界でも急速にIoT化は進んでいます。でも日本でその認識は、あまり浸透していないようです。以前出席した2030年の東京について話し合う会議で、「水素ステーションをどこに配置するか」といったことが議題にされて、強い違和感を覚えたことがあります。
自動運転は普及するのか、という愚問
第17回
究極のセキュリティは生物学から生まれる!?”ジャンプ発想”でイノベーションを起こせ!
齋藤ウィリアム浩幸
10月初旬、京都で開催された「STSフォーラム」の第12回年次総会に招かれ、プレナリーセッションに登壇しました。講演テーマは「社会はICTで変わる」。その中で、世界で今、急成長している企業とその共通点を紹介しました。
究極のセキュリティは生物学から生まれる!?”ジャンプ発想”でイノベーションを起こせ!
第16回
社内ネットワークも安心できない。「ゼロ・トラスト」でセキュリティに取り組め
齋藤ウィリアム浩幸
サイバーセキュリティの問題は、企業や社会の根幹を揺るがす破壊力を持つようになった。また攻撃の手口も、既知の攻撃プログラムを検出する方式では歯が立たなくなっている。もはや社内も社外も、すべて信用できない「ゼロ・トラスト」の発想が必要だ。
社内ネットワークも安心できない。「ゼロ・トラスト」でセキュリティに取り組め
第15回
ポルトガル民話「ストーンスープ」の教えが、日本の職場で役に立つ理由
齋藤ウィリアム浩幸
これまでにも繰り返し述べてきましたが、日本企業がクリエイティビティを発揮し、再び世界をリードしていくのはそれほど難しいことではありません。では今、日本企業にどんな取り組みが必要かというと、私は3つの点に集約されると考えています。
ポルトガル民話「ストーンスープ」の教えが、日本の職場で役に立つ理由
第14回
ガラパゴスの元凶は「正解が1つ」の日本の教育制度だ
齋藤ウィリアム浩幸
現在、日本のテストのスタイルは「7+3=?」というように、1つの答えを導き出すものが普通です。でも、これは海外の教育関係者からすれば不思議な話。というのも、答えがわかっていることをわざわざ問題にしているからです。
ガラパゴスの元凶は「正解が1つ」の日本の教育制度だ
第13回
“チェンジ”の時代、イノベーションが社会のルールも変える!
齋藤ウィリアム浩幸
「ルール」は何のためにあるのか、考えたことがありますか? ルールがなければ社会は無秩序になってしまいます。しかし、頭脳を駆使してイノベーションを起こす人は、これまでのルールをガラリと変えてしまうことがあります。
“チェンジ”の時代、イノベーションが社会のルールも変える!
第12回
IoTの「セカンダリーエフェクト」を想像してみよう
齋藤ウィリアム浩幸
最近よく聞かれる「IoT(モノのインターネット)」について考えてみます。日本企業にとって重要なのは、ハードウェアとしての「モノづくり」へのこだわりを捨てることです。それはどういうことでしょうか。
IoTの「セカンダリーエフェクト」を想像してみよう
第11回
サイバーセキュリティの強化は企業を成長させる原動力になる
齋藤ウィリアム浩幸
私はさまざまな国際会議やミーティングに参加していますが、その中で見えてきたのは、今年注目すべき3つの世界的なトレンドです。その3つのトレンドに共通する課題が、セキュリティの確保になります。
サイバーセキュリティの強化は企業を成長させる原動力になる
第10回
「ロボット=鉄腕アトム」の固定概念が技術開発の邪魔になる
齋藤ウィリアム浩幸
今年のダボス会議で、ピューリッツァー賞を3度受賞している米国のジャーナリスト、トーマス・フリードマンが「3つのMが変わった!」という講演をしました。私はこの内容に興味を持ちました。この3つのMを意識したテクノロジー企業が、いま世界で急成長しているからです。
「ロボット=鉄腕アトム」の固定概念が技術開発の邪魔になる
第9回
ロケットを3回爆発させても経営理念をあきらめない強さを学べ
齋藤ウィリアム浩幸
MITテクノロジー・レビュー誌が発表している「MITスマーテスト・カンパニー50」には、日本企業が1社も入っていない。日本企業組織の「小さく閉じたネットワーク」が問題だ。小さな組織の内部の都合を気にして、失敗におびえる体質がこびりついてしまったのだ。
ロケットを3回爆発させても経営理念をあきらめない強さを学べ
第8回
「量的金融緩和」は日本の発明品!課題先進国の行く末を、世界が見守っている
齋藤ウィリアム浩幸
総選挙後、欧米のメディアからの私への取材が急増しています。今、海外メディアは日本に興味津々なようです。では、いったい何を知りたがっているのか。それは「アベノミクスの施策や成果、課題について自国が学べることは何か」という点です。
「量的金融緩和」は日本の発明品!課題先進国の行く末を、世界が見守っている
第7回
政府や景気のせいにしても、何も変わらない!2015年こそ、自信とチャレンジ精神を取り戻そう
齋藤ウィリアム浩幸
これまでの25年、日本企業と社会は自信を失い、守りに入っていました。デフレからの脱出の糸口が見えてきた今こそ、政府や世の中のせいにせず、自分たちの力で新しい市場を切り開いていくときです。2015年はぜひ、チャレンジの年にしましょう。
政府や景気のせいにしても、何も変わらない!2015年こそ、自信とチャレンジ精神を取り戻そう
第6回
「防衛本能の原点」に立ち返れ!サイバーセキュリティの基本は「身を守るおしえ」にあり
齋藤ウィリアム浩幸
今やハッカーは世界中に存在し、各国で事件が多発しています。“カタチを変えた戦争”が横行しつつあるといってもよいでしょう。世界各国が協力してセキュリティ対策に乗り出しているなか、日本政府の体制は相変わらず担当者の持ち回りで腰が引けています。
「防衛本能の原点」に立ち返れ!サイバーセキュリティの基本は「身を守るおしえ」にあり
新着
業界
学び
特集
書籍
業界
製造業 銀行・証券・金融 保険 建設・不動産 コンサル・士業 商社 運輸・物流 IT・通信 AI・テクノロジー エネルギー 医療・製薬 食品・農業 小売・外食 サービス・エンタメ メディア・広告 スタートアップ・新規事業 教育 財閥・学閥 予測・分析
学び
経営・戦略 マネジメント ビジネス課題 ビジネススキル 営業・マーケティング マネー・投資 相続・節税 年金 キャリア・働き方 受験・子育て 教養