横山光昭
12月にもらったばかりのボーナスが、年明けに全てなくなっているという人が少なくない。もちろん、年末に買い物をし過ぎた人もいるだろうが、実は家計に問題があるケースが多い。

一家の大黒柱である夫を30代後半で亡くし、保険金6000万円の支払いを受けたにもかかわらず、生活が困窮してしまった一家がいます。しっかりと生活設計をしていなかったこと、そして遺族年金の仕組みを知らなかったことが原因です。

年末になると増えるふるさと納税の駆け込み寄付。お得な制度であるだけに、いまだ人気は高いようです。しかし、日常生活で元手が賄えような人は手を出すべきではありません。

1000万円以上も頭金を貯めたにもかかわらず、「住宅ローン減税」のメリットを聞いてフルローンを組んだ男性。その後、貯めていた教育費に手をつけざるを得ない状況にまでなってしまいました。

ローン金額が抑えられ、短期間での乗り換えも可能とあって人気の自動車の「残価設定ローン」。しかし、そこには思わぬ落とし穴があり、“うたい文句通り”にはいかないケースもあるから注意が必要だ。

ここ数年、投資ブームが到来し、投資を始める人が相次いでいる。しかし、まともな貯蓄もないのに始めてしまう人も少なくない。初心者は、まず用途別に三つの口座を用意し、投資資金を貯めることから始めるべきだ。

家計診断に来る「家計破綻」予備軍の人たちは、一つの大きな特徴がある。「本当に必要なものなのか」を自分で考えず、友人やセールスマンの言葉を鵜呑みにする人たちだ。

保険に関して「無駄だ」「必要ない」と言って、加入をかたくなに拒否する人がいる。その分を貯蓄や投資に回せばいいのだが、それをしないため、生活苦に陥るケースも少なくない。保険との上手な付き合い方を解説する。

人もうらやむような収入がありながら、貯金ができないという人は少なくない。そうした高所得者にはいくつかの特徴がある。金銭感覚がこだわりによって麻痺していたり、家族へ甘かったりするのだ。

最近、普及し始めた格安スマホ。大手キャリアから乗り換えるだけで、家計の負担は軽くなり、その分を投資に回せば、資産を形成することもできる。しかし、新しいことを受け入れられず、損をしている残念サラリーマンは少なくない。

最近、「老後のために1億円必要」といったセミナーが盛んに開かれています。それにあおられて、投資を始めなければと焦る人も多くいますが、まずは生活防衛資金を貯めることが重要です。

稼いでいるのになぜかお金が貯まらない──。そんな悩みを抱えるサラリーマンは少なくない。しかも、高収入の人に限って。その原因は、「メタボ家計」。気づかないうちに無駄な支出を繰り返しているのだ。

「稼いできたカネはすべて家に入れる」というのが常識も今は昔。夫婦共働き世帯が増え、「別財布」の夫婦が増えている。しかし、そうした夫婦がトラブルに陥るケースは少なくない。

小遣いの金額は多いに越したことはない。しかし、金額が多くても安易に喜んではいけない。というのも、その渡し方次第では、家計に大きな影響を及ぼすことがあるからだ。

なぜだか分からないけど金が貯まらない──。そんな風に感じているサラリーマンの皆さん。もしかしたら、妻が家計から無意識に支出している「妻の隠れ支出」が原因かもしれません。

余裕ができたら少しずつ殖やすことも考えよう!
世の中はデフレ脱却へ向けて動き出し、すでに円安の影響から、輸入品を中心にモノの値上がりが始まっています。よくいわれるように、インフレに強い資産は株式や不動産、外貨など。逆に弱い資産の代表は、預貯金です。2014年1月1日からはNISA(少額投資非課税制度)が始まり、あらゆる意味で投資に前向きになれる環境が整いつつあります。ある程度貯蓄ができたら、資産を“殖やす”ことも考えてみてはいかがでしょうか?

変動費は「通信費」から見直そう!
前回は、固定費の見直し方をお話ししました。そこで、今回は変動費――すなわち、“やりくり”によって節約できる費目の見直し方法を、お話ししたいと思います。変動費は固定費と違い、その人の節約意識や工夫次第で、大きく削減できる場合があります。節約モチベーションを高め、できるだけムダのないようにお金を使っていきましょう。

増税でも理想の「支出の割合」は変わらない!セオリーどおり固定費から見直そう
ただでさえ出費が増えがちな年末年始に、吹き荒れる“増税前に買い物しておけ!”旋風。前回は、そんな風潮にクギを刺すお話をさせていただきました。ただ、平常心で質素に暮らしていても、増税になれば確実に可処分所得は減少します。今回は、それでも貯蓄のペースを落とさないため、特に注意して削っていきたい費目を考えていきたいと思います。

増税前に“絶対”買うべきものは、ほとんどない!消費増税前の「消費行動」を見直そう
2013年もあとわずか。今年思うように貯蓄できなかった人も、来たる2014年には心機一転、もっとお金を貯める年にしたいところ。そこで、今回から4回にわたって「2014年の家計管理のコツ」をご紹介します。消費税増税などのビッグイベントが控える2014年に、家計の“黒字幅”をアップさせる方法を、いっしょに考えていきましょう!

手取りが増えなくても家計の黒字は作れる!守れる!「支出の割合」をきちんと正しく見直そう!(1)
ザイ・オンラインの連載『家計再生コンサルティング』でもおなじみの、家計再生コンサルタント・横山光昭さん。3月中旬発売の新刊『約7000世帯の家計診断でわかった!ずっと手取り20万円台でも毎月貯金していける一家の家計の「支出の割合」』では、連載でも大好評だった"「支出の割合」を知ることで理想的に家計を管理する方法"を深く掘り下げている。 そこで、なぜ「支出の割合」が家計管理において重要なのか、改めて語ってもらった。
