
横山光昭
第31回
子どもにお金をかけるばかりでなく、お父さんのお小遣いもきちんと確保しよう!ケース別診断(5)「中学生の子どもがいる家族」の場合
子どもが中学生にもなると、成長はますます著しくなります。食費などの出費が増えるばかりでなく、公立の学校に通っていても、目先に迫る高校受験に備えて、教育費がかさみやすくなる時期。教育費は、中学生以降上がっていく一方ですから、ここで手綱を締めないと、ずっと赤字家計から抜け出せないことになります。今回は、そんな中学生の子どもがいる家計に多い問題点と、改善のコツをお話しします。

第30回
せっかく”貯め期”なのに、家族中で浪費に走りがち!ケース別診断(4)「小学生の子どもがいる家族」の場合
小学校からは義務教育。そのため、子どもが公立の小学校に進めば、入学金や授業料はかかりませんし、一部の副教材を除いて、教科書代などもタダです。給食代や文具代といった細かな出費はあるにせよ、幼稚園・保育園の保育料に比べれば月々出ていくお金を減らせる家庭がほとんどでしょう。今回は、そんな子どもが小学生であるときには家計とどう向き合うのが適切かをお話ししていきます。

第29回
小学生前の子どもにはお金も手も掛かる!「かわいいから」でやみくもに使い過ぎないよう注意!
小学校に上がる前の小さな子どもがいると、育児と仕事の両立に頭を悩ませるケースが多くなるもの。私自身、6人の子どもを育てており、下の2人はまだ小学校に上がっていないので、その大変さは身にしみています。この時期の子どもはかわいいですが、何をどうしても手もお金もかかります。子どもはいつも親の思い通りになるわけではありませんから、結果的に子どもを原因として、家計が回っていかなくなることもあるかもしれません。今回は、そんな悩み深き子育て世代のお金の問題や、解決法について見ていきます。

第28回
外食や趣味にお金を使い過ぎ、“二馬力”のメリットを生かせない夫婦が多い!ケース別診断(2)「DINKS」の場合
前回から、家計再生のコツをケース別に分類してお話ししています。今回は結婚して"子どもなし・夫婦共働き(=DINKS)"となったケースをご紹介しましょう。DINKSだといわゆる"二馬力"で収入が得られ、家計には余裕が生まれるわけですが、その一方で、一馬力のときとはまた違ったお金の悩みが噴出しやすいもの。そこで、家計再生コンサルティングの現場でもよく相談される、DINKSならではの悩みや、その解決方法をお話しします。

第27回
過剰な“自己投資”は“浪費”と同じと思え!ケース別家計診断(1) 単身者の場合
単身者は、子どもや配偶者を抱えているわけではなく、自分一人の暮らしを支えればいいわけですから、家計には比較的ゆとりがある場合が多いもの。それだけに、本来であればドシドシ貯蓄をしておきたい時期です。

第26回
今年こそ"貯められる人"になろう!家計管理が上手な人の思考法
この連載の新年第一弾も、"貯められる人"の家計管理法や節約行動についてお話ししていきたいと思います。前回は、誰にでも比較的取り組みやすい節約行動を挙げましたが、今回は、貯めるためのモチベーションの作り方にスポットを当てました。年始や年度始めは、自然と心が改まり、何かを始めやすい時期です。新たな考え方や習慣を取り入れて、今年こそ"貯められる人"になりましょう!

2012年 【家計コンサルティング】アクセスランキング!
大好評の家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナー横山さんによるコラムの「家計再生コンサルティング」でもっともユーザーに読まれた記事をランキングで大公開!!

第25回
すぐ真似できて、効果テキメン!”貯められる人”が実践している家計管理 5つの習慣
今年思うように貯金ができなかった人は、新しい年こそ古い自分を脱ぎ捨てて、ぜひ"貯金体質"に変身したいところ。そこで、今回と次回の2回にわたり、貯金体質になるためにいますぐできる、簡単なプチネタを紹介していきたいと思います。貯金体質の人の行動をお手本にすれば、お金は貯められるようになります。それでは、どんなことをすればいいのか? 今回は5つほどポイントを挙げてみましょう。

第24回
年末は家計をメンテナンスしよう! 貯金体質になれる家計簿整理術
年末の慌ただしい日々の中でも、少しだけ時間を割いて取り組んでいただきたいのが、"この一年の家計"を振り返ること。そして、来年の目標を立てることです。

第23回
あなたは一日何回お財布を開きますか意外に重要な”財布の見直し”
毎年、年内に使い古したものを買い換え、すがすがしい気持ちで新年を迎えたいという人も多いのではないでしょうか。財布も、年初めに新調したいものの一つではないかと思います。財布は、節約や貯蓄を考える上でカギとなるアイテム。財布を見れば、持ち主のお金の使い方や、性格の一端までもが垣間見えます。今、お金の貯まらないダメ財布を使っている人は、年内にリセットし、財布を新調、もしくは改造するのもおすすめです。今回は、そんな「貯まる財布」をテーマにお話ししていきましょう。

第22回
不意な出費が増える年末年始、計画性のないあなたにもできるお金の備え方とは?
2012年も残すところあとわずか。年末年始は楽しいイベントが立て続く一方で、家計のバランスが乱れやすい時期です。「年末は大赤字決定なんです。年始も出費の予定がかさんで……」などといいつつ、血相を変えて私のところに飛び込んでくる相談者さんは、毎年少なくありません。そこで今回は、年末年始をはじめとした例外的に支出が増える時期のお金の管理方法を伝授します。

第21回
高校生の小遣い平均5600円、ケータイ代1万円……、必要なのは教育費だけじゃない!子どもが独立するまでに合計2600万円超かかる!?
これまで4回にわたって、「子どもの教育費」について詳しくお話ししてきました。ですが、子どもにかかるお金は、教育費だけではありません。当然のことながら、子どもにご飯を食べさせたり、衣類など必要なものを購入して、過不足のない生活をさせること自体にも、少なからずお金はかかります。そこで今回は、子どものいわゆる「養育費」にどんなものがあって、成人する(大学を出る)までにどの程度の出費を覚悟すべきなのか、お話ししていきます。

第20回
第2子は第1子の「8割」、第3子は「6割」2人目以降の子どもの教育費を貯めるコツ
これまでにもお話ししてきたように、子ども1人にかかる教育費の目安は、総額で1000万円前後。そのほか、生活費(食費や被服費、お小遣いなど、子どもにかかわるすべてのお金)も含めたら、その2倍近くか、それ以上になる見込みです。「1人でもそんなにかかるのに、子どもが2人以上のわが家はどうなるの?」と、悲鳴をあげたくなった方も多いかもしれません。でも、ご安心を。データによると、2人目以降の子は、教育費においても生活費においても、1人目ほどにはお金がかからないんです。どういうことなのか、詳しくご説明していきましょう。

第19回
教育費の最難関は、子どもの大学進学時大学のお金を無理せず準備する方法
前々回から家計の中の教育費について解説しています。幼稚園~大学のうち、最も学費が高くなりやすいのは大学です。そのため、きちんと計画を立ててまとまったお金を準備することが大切になります(学費の目安については、当連載第17回をご覧ください)。今回は子どもの大学進学時にかかるお金の備え方についてお話ししていきます。

第18回
教育費の大きな負担となる「塾・習いごと費」ムダにしない工夫、ムダを削る工夫のしかた
前回から、子どもの教育費についてお話ししています。教育費はよく”子ども一人につき1000万円が目安”といわれ、実際にその通りなのですが、内訳については「考えてみると、あまりよくわからない……」という方も多いのではないでしょうか?実は、世に言う1000万円という金額の中には、学校に支払うお金(いわゆる学費)以外の出費も多分に含まれています。そこで、今回は"学校外学習費"に関するお金の話から始めていきましょう。

第17回
子ども1人につき1000万円かかるってホント?教育費の目安と貯金の考え方
"子ども1人あたりの教育費の総額は1000万円以上"といわれます。実際には特別裕福ではなくても、結果として1000万円くらい使っている家庭は多いようです。今の収入ではとても無理…と感じる人もいるでしょう。そこで今回からは、教育費の考え方と貯め方についてお話します。

第16回
冠婚葬祭のたびにもう焦りたくない!臨時出費用の別口座で家計を安泰に!
前回までは、定額を支払う必要がある固定費の見直し方や使い方次第で増えたり減ったりする出費についてお話しました。今回はコンスタントに発生するわけではないけれど、数カ月に1度、あるいは年に何度か発生する「臨時出費」への対策を考えます。

第15回
ムダな出費は削っていこう!通信費やATM手数料は”すぐにできる節約”だ!
前回までは家計の中で定額を支払う必要がある固定費の見直し方をお話ししてきましたが、今回は使い方次第で増えたり減ったりする出費について考えていきます。

第14回
その出費は「自己投資」? 単なる「浪費」?自分のためになるお金の使い方!
家計相談に来られる方の中には、趣味を持っていたり、習い事をしていたりする人も大勢います。最近、実際にお会いした方の中でワイン好きが高じてセミナーに通っている人がいました。セミナー代は1回5000円程度だそうです。また、英会話教室に通っている人の月謝は1万円ほどということでした。流行りの"朝活"に参加する人も多いですね。毎月支払うセミナー代や月謝は、定額支払う固定費です。

第13回
売れば売るほど保険会社が儲かる商品って!?保険の裏ワザ的な使い方も知っておこう!
保険に対して、根っから拒否反応を示す人は少なくありません。「保険=保険会社が儲かるしくみになっている」という人もいますし、保険業界のことを「不安産業」(人々の不安につけこんで商売をする業種)と揶揄する向きもあります。
