松嶋千春
「それぞれに歴史がある」作家・五木寛之が山ほどたまっても「絶対に捨てないもの」とは?
91歳となった現在も作家・作詞家として精力的に活動を続ける五木寛之氏。昨年刊行されたエッセイ『新・地図のない旅』の話を通して、氏の人生に通ずる信念や原動力に迫る。

孤独死や自殺、事件が発生したいわゆる「事故物件」は何かと敬遠されがちだ。ただ、気にならない人にとっては格安で住むことができ、借りるための敷居も低い。そこで、事故物件に借り手がつかないオーナーと、審査に通らずなかなか部屋が借りられない高齢者や外国人をマッチングさせようという新サービスが誕生した。

コロナ禍でいつもの箱ティッシュが売り切れ、箱無しタイプのソフトパックティッシュを初めて手にした人もいるのではないだろうか。海外と一線を画してきた日本の箱ティッシュ文化に変化が起き始めている。

いまや、新卒や転職の採用面接はリモート(オンライン)に移行しつつある。対話する点においてはリモートも対面も同じだと思われるが、実際の採用の現場では、注目すべきポイントや作法が変わっていたりするのだろうか。

コロナ禍で宅配食需要が高まり、街中でフードデリバリーサービス「Uber Eats」の配達員が自転車を走らせる光景は当たり前となった。特に都心エリアでは、サドルが低い赤い車体の自転車に乗って配達している人をよく見かける。この、通称「赤チャリ」と呼ばれる電動アシスト付きシェアサイクルも、生活様式とともに使われ方が変化しているようだ。

人気YouTuberグループ・東海オンエアの動画をきっかけに、「潰瘍性大腸炎」という病気が注目を集めている。同グループのメンバー・てつや氏(26)が排便の不具合を訴え大腸内視鏡検査を受けたところ「潰瘍性大腸炎の疑いあり」という診断が下りたのだが、「大腸がんじゃなくてよかった」と安堵する様子に対し、視聴者からは続々と心配の声が寄せられた。

公共交通機関を利用していると、スマートフォンの使用や座席の座り方などの車内マナーを巡り、自警団さながら取り締まろうとする人に遭遇することがある。そのような場面で穏便に済ませるにはどう振る舞うのが吉なのか。また、自身が逆の立場で、他人のマナー違反に対してイライラがこみ上げてきたらどう対処すればよいのか。怒りとの付き合い方について専門家に聞いた。

ドラッグストアの棚に並ぶようになって久しい泡状ボディーソープ。どのメーカーもこぞって「手のひら洗い」を推奨しているが、そんなソフトな洗い方で汚れやニオイは本当に落ちるのだろうか。また、手の届かない背中はいったいどうすればいいのか――。15秒CMには収まりきらない手のひら洗いの謎に迫る。

独特の食文化や賑やかな街並みが受け、アジアからの観光客に絶大な人気を誇る大阪。ここ数年は在阪百貨店もその恩恵を受け、右肩下がりの業界において圧倒的な存在感を放ってきたが、ここへ来て陰りが見えているようだ。

昭和の「スター誕生!」、平成の「ASAYAN」など、これまでテレビのオーディション番組からは数々のスターが誕生してきた。そして令和の今、オーディションのありようは大きく様変わりし、テレビからスマホの動画・ライブ配信アプリへと主戦場を移しているようだ。

信楽焼のたぬきよろしく真ん丸に張ったおなかに、ブヨブヨにたるんだ三段腹。「おなかが出てきた」といっても、実はぽっこりおなかは十人十色だ。また、ご飯を食べた後にポコッと下腹部が出る、痩せ形の人に多いといわれている内臓下垂(胃下垂)を疾患の原因として問題視する声もあるのだという。ぽっこりおなかのタイプ別のリスクと対策について、改めて理解を深めていこう。

冬季休暇の旅行やお正月の里帰りなど、何かとドライブの機会が増えるこの季節。昨今はあおり運転による事故が社会問題化し、交通トラブルが増加している。そんなドライバー同士のコミュニケーションをスムーズにするために使われているのが、ハザードランプやホーン、ライトを使ったマナーの数々だ。ただし、これらは交通法規で定められているものではなく、なかなか相手に意思が伝わらない場合も多いようだ。

昨今は鉄道乗降客数の減少に伴い、キオスクの撤退・統合が進んでいるが、JR東日本のキオスクは2015年より新業態「NewDays KIOSK」への転換が始まっており、他の鉄道会社も駅ナカ売店をコンビニチェーンへと転換。さらに自動販売機オートキオスクの増加やセルフレジの導入など、時代に合わせた進化を模索中だ。そんな首都圏キオスクの軌跡をたどる。

過去に一大ブームとなった視力矯正手術「レーシック」も、最近はメディアで話題にのぼることはめっきり減った。そんななか、彗星のごとく現れたのが「ICL」。昨年3月にタレントの指原莉乃がSNSで発信したことで一気に注目を集めたが、ICLとはどういったものなのか。眼科専門医に聞いてみた。

Apple Music、LINE MUSIC、Spotifyなど、月額定額制の音楽配信サービスが日本に登場して10年足らず。音源を手に入れるためにCDショップに足しげく通っていた時代と、すべてスマートフォンで完結してしまう今とでは、音楽の楽しみ方はだいぶ様変わりした。カセット、CD、MD、MP3プレーヤー、iPodを駆け抜けて現在のサブスクに至るまで、今昔プレイリストの変化を振り返ってみよう。

離婚する5組に1組は熟年離婚という時代、定年を機に不仲が進んで離婚するケースなどはよく耳にする話。連れ添った年数が長いからといって、あぐらをかいてはいられないだろう。そんな夫婦の危機を回避する一つの方法が別居婚。離婚相談を請け負う男女問題研究家の山崎世美子さんに、別居婚の具体的な方法を聞きつつ、熟年夫婦の関係修復の糸口を探った。

日本全体がカジノ実施に向けて動き出した中、いまだ議論が尽きないのがギャンブル依存症の問題だ。2022年度実施予定の新学習指導要領では、高校保健体育に「依存症の予防と回復」が盛り込まれるなど、若年層への啓発・教育に向けての助走も始まっている。カジノ産業と若者の関わりを探るシリーズ企画の第6弾は、ゲーム依存に触れつつ、ギャンブル等依存症を取り巻く問題を掘り下げていく。

夏の醍醐味、ビアガーデン。「大人数でワイワイガヤガヤ」が定番だが、年を重ねるにつれ舌も肥え、料理やサービスに対するハードルも上がってくるもの。立地や予算で適当に選ぶと「おつまみがしょぼい」「雨天中止」など、残念な結果を招くことも。そこで、幹事の手腕が問われる「失敗しないビアガーデンの選び方」を専門家に聞いてみた。

カジノ産業と若者の関わりを探るシリーズ企画の第5弾は、消費者としての若者に注目する。近年、ネット番組やスマホアプリなどギャンブル関連のコンテンツが多方面で登場している。そんななか、最近日の目を浴びるようになったのが日本ではなじみの薄い「テキサスホールデム・ポーカー」。このゲームに青春を注ぐ学生たちに、その魅力を聞いてみた。

夏は汗をたくさんかいて食欲が落ち、勝手に痩せるイメージがあるが、歳を重ねるにつれ「なかなか減らないな」と感じることも多くなってくるもの。ウーマンウェルネス研究会の調査によれば、夏に痩せる人よりも太る人のほうが約3倍多いという結果も。そこで、工藤内科の減量外来ドクター(内科医)、工藤孝文氏に中年の夏太りの原因と回避策を聞いた。
