2021.8.1
東京五輪の報道がメダル獲得数ばかりの日本に、絶対足りない3つの視点
数々の失態で、日本の五輪組織委員会は、世界から「差別主義者の巣窟」に見えてしまっているだろう。大坂なおみ選手の最終聖火ランナー登用くらいでは、日本の多様性に対する、世界の不信感は払拭できないのではないか。東京五輪の反省を踏まえて、…
著述家/コラムニスト
世界97か国を訪問し現場を徹底視察した経験を基に、政治経済、ビジネス、アート、宗教、哲学について幅広く執筆。1968年兵庫県西宮市生まれ。東京大学法学部卒業後、1990年外務省入省。エジプト、イギリス、サウジアラビアへ赴任。対中東外交、地球環境問題などを担当する。カイロではナイル川に近い庶民街でエジプト人家庭に下宿。首相通訳(アラビア語)や国連総会を経験。外務省を退職し、2000年、日本総合研究所入社。2009年、稲盛和夫氏よりイナモリフェローに選抜され、アメリカ・CSIS(戦略国際問題研究所)にて、グローバルリーダーシップの研鑽を積む。2010年、グローバルダイナミクスを設立し代表取締役就任。ケンブリッジ大学大学院留学時に学際的な議論を経験し自らの無知を痛感して、枠を設けず学び続けることを決意。高野山大学大学院(仏教思想・比較宗教学)、ビジネス・ブレークスルー大学大学院(MBA)、大阪大学大学院(国際公共政策博士)、京都芸術大学学士(芸術教養)などで学ぶ。芸術文化観光専門職大学教授、神戸情報大学院大学教授。趣味落語。
著書に『「アート」が分かると 「世界」が読める』(幻冬舎新書)、『世界94カ国で学んだ元外交官が教える ビジネスエリートの必須教養 世界5大宗教入門』(ダイヤモンド社)、『世界96カ国をまわった元外交官が教える 外国人にささる日本史12のツボ』(朝日新聞出版)、『世界96カ国で学んだ元外交官が教える ビジネスエリートの必須教養「世界の民族」超入門』(ダイヤモンド社)などがある。
2021.8.1
数々の失態で、日本の五輪組織委員会は、世界から「差別主義者の巣窟」に見えてしまっているだろう。大坂なおみ選手の最終聖火ランナー登用くらいでは、日本の多様性に対する、世界の不信感は払拭できないのではないか。東京五輪の反省を踏まえて、…
2021.7.4
6月24日、香港の「リンゴ日報」が中国共産党により廃刊に追い込まれた。メディアは、時に政治や経済を大きく動かす力がある。本稿では、メディアの歴史を振り返り、今後のメディアのあり方を考えてみたい。
2021.6.6
「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄両県)と「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録される見込みだ。世界遺産には、グローバルにビジネスを展開する際のヒント、とりわけ今注目されるSDGs経営のヒントが多数含ま…
2021.5.2
ポストコロナに向けて茶道の精神を改めて見直したい。「立場の違う他者への配慮」や「シンプルに本質を見抜く」こと、「自然との共生」など、多様的なイノベーティブな社会づくりに向けて、多くの示唆を与えてくれる。
2021.4.4
「ロシアではリーダーシップは国のトップが発揮するものだ。他の立場の人がリーダーシップを発揮すると、トップから警戒される」――。プーチン大統領の動向をはじめ、今後のロシアの政治を見る上で重要な観点が、領主に農民が「保有」された「農奴…
2021.3.7
「民族を英語で何と言うのですか?」と問われると、多くの人は「ethnic group」や「ethnicity」と答えるかもしれません。 しかし世界の人々には、日本語の「民族」と同じ意味としては通じないことが多く、実は、日本語の「民族」にぴったりな言葉は…
2021.2.7
「文楽」には現代の企業の特徴につながる点があります。本稿では文楽を切り口に、日本企業の「強み」や「弱み」について考察してみましょう。
2021.1.10
ついに緊急事態宣言が再発令された。ビジネスエリートが激動の時代を生き抜くヒントを、世界情勢、宗教、哲学などに学ぶ月1回の特別講義シリーズの今回は、昨年末に生誕から250年がたったベートーヴェンの生涯から、コロナ禍に苦しむ現在の我々への…
2020.12.6
ビジネスエリートが激動の時代を生き抜くヒントを、世界情勢、宗教、哲学などに学ぶ月1回の特別講義シリーズ。第5回は、ハーバード大学をはじめ世界の大学で研究され、世界的文学作品として高く評価されている『源氏物語』から、女性の社会的地位向…
2020.11.1
今年5月、黒人男性が白人警官に首を押さえつけられ死亡した事件をきっかけに米国では人種差別に抗議する運動(BLM)が広がっている。人種間の差別や偏見は今なお大きな社会問題だ。今回は、シェイクスピア作『オセロ』から多様な社会のあり方に…
2020.10.4
コロナ禍において、美術館の閉鎖や演劇の中止など、アートは窮地に立たされている。しかし、コロナ禍を経て、新しい社会を創出するためのヒントが日本のアートにあるのではないか。
2020.9.6
世界5大宗教の一つ、「キリスト教」。英語のコミュニケーション能力を高めるためにはキリスト教文化への理解が必須である。なぜキリスト教文化を学ぶことが必要なのか、重要な単語や表現と合わせて解説する。
2020.8.2
新型コロナウイルスの感染拡大により、国際社会の状況は大きく変わった。もし知の巨人たちが生きていたら、今の状況に何を思うのだろうか――。『戦争と平和』の著者として知られるレフ・トルストイの思想から、混乱の時代を生き抜くためのヒントを…
2020.7.5
コロナ禍で世界は「反グローバル」「排外主義」に動いていくという見方も強い。ポストコロナの世界はどう変わっていくのか。世界史に名を残した3つの帝国の繁栄からヒントを探る。
2020.6.7
新型コロナウイルスの影響により、世界は大きく変わった。これから始まるポストコロナの時代には広く、深い「教養」がカギになる。元外交官で『ビジネスエリートの必須教養 世界5大宗教入門』の著者である山中俊之氏が、ポストコロナ時代に求めら…
2020.5.31
アメリカ・ヨーロッパ・中東・インドなど世界で活躍するビジネスパーソンには、現地の人々と正しくコミュニケーションするための「宗教の知識」が必要だ。しかし、日本人ビジネスパーソンが十分な宗教の知識を持っているとは言えず、自分では知らな…
2020.5.7
コロナ危機の収束はまだ見えないが、危機が終わったポストコロナの世界は、これまでとは大きく違うものになるだろう。そこで、ポストコロナの時代に起きうる、国際関係、政治、経済、都市、志向の5つの分野における変化について述べたい。
2020.2.24
アメリカ・ヨーロッパ・中東・インドなど世界で活躍するビジネスパーソンには、現地の人々と正しくコミュニケーションするための「宗教の知識」が必要だ。しかし、日本人ビジネスパーソンが十分な宗教の知識を持っているとは言えず、自分では知らな…
2020.2.18
アメリカ・ヨーロッパ・中東・インドなど世界で活躍するビジネスパーソンには、現地の人々と正しくコミュニケーションするための「宗教の知識」が必要だ。しかし、日本人ビジネスパーソンが十分な宗教の知識を持っているとは言えず、自分では知らな…
2019.12.5
アメリカ・ヨーロッパ・中東・インドなど世界で活躍するビジネスパーソンには、現地の人々と正しくコミュニケーションするための「宗教の知識」が必要だ。しかし、日本人ビジネスパーソンが十分な宗教の知識を持っているとは言えず、自分では知らな…
アクセスランキング
「保険料を安くしたい人」が真っ先にネット検索すべきワードとは?
まさかの斎藤氏再選でテレビは“お通夜”状態…それでもマスコミが「偏向報道」をやめられない“オトナの事情”とは
孫正義が「つまらんなぁ」と感じる“絶対に仕事ができない人”の特徴
障害者の「性の介助サービス」を無料で提供する意外な理由
「3年以内に辞めた人」の退職理由ナンバー1に「そりゃ辞めるわ…」しか言葉が出ない
「3年以内に辞めた人」の退職理由ナンバー1に「そりゃ辞めるわ…」しか言葉が出ない
「保険料を安くしたい人」が真っ先にネット検索すべきワードとは?
「住民税非課税世帯への給付」が経済対策で繰り返される“隠れた”本質問題
「成功する子ども」と「落ちこぼれる子ども」を見抜くたった1つの質問とは?
何でそんなに保険に入るんですか?→「生命保険かけまくり」な20代の答えが衝撃だった!
1日60gでOK!「細胞の老化」と「血圧の上昇」を予防する“今が旬のすごい食材”とは【スーパーで買える】〈再配信〉
生保レディを困らせる「保険になかなか入らない人」の2つの特徴
「細胞の老化」と「高血圧」を予防する“今が旬のすごい野菜”【スーパーで買える】
「3年以内に辞めた人」の退職理由ナンバー1に「そりゃ辞めるわ…」しか言葉が出ない
ユニクロ柳井正に学ぶ「仕事ができない人」と「結果を出す人」の決定的な違い
「3年以内に辞めた人」の退職理由ナンバー1に「そりゃ辞めるわ…」しか言葉が出ない
「住民税非課税世帯への給付」が経済対策で繰り返される“隠れた”本質問題
「成功する子ども」と「落ちこぼれる子ども」を見抜くたった1つの質問とは?
「30代で年収3000万円以上の人」が普通の人の「12倍」多くやっていること
姪を妊娠させた超有名作家→パリ逃避→再び「禁断の恋」を繰り返したワケ