2022.6.10 GDP覇権競争で2030年に米中拮抗、日本がこれ以上取り残されない道 ドル建てGDPは2030年には米国と中国が拮抗(きっこう)する。かつて「ナンバー2」だった日本は米中に大きく水をあけられたが、生産性を上げるため研究開発投資や教育の拡充などに地道に取り組むしかない。
2022.3.23 長期金利上昇「隠れ主役」は欧州?ウクライナ危機で注目高まる経常黒字の行方 長期金利の上昇はインフレ懸念とFRBの利上げ前倒しが主なドライバーだったが、今後はECBの「タカ派化」とウクライナ危機によるユーロ圏の経常収支縮小がもたらす資本フローの変化が金利を動かす陰の主役になりそうだ。
2021.12.20 円の変動幅は円安シフト、警戒すべきは“悪い円安”よりも「構造的円安」 今の1ドル=113円前後の円安は、米国との金利差拡大を反映したもので「悪い円安」ではないが、この10年の日本の貿易や投資の構造変化を考えると、円の変動幅は今後、円安にシフトしていく。
2021.9.10 コロナ後の「テーパリング」、過去との違いは“巨大クッション”の存在 コロナ禍の大規模金融緩和縮小が視野に入り始めたが、長期金利は安定している。コロナ対策で供給された緩和マネーが企業や家計の貯蓄としてたまり、金利上昇を抑えるクッションになっていることがある。
2021.6.16 米欧日のコロナ「経済回復格差」、原因はワクチンだけではない 主要国では予想より早く年後半は経済回復が本格化する見通しだが、雇用削減でダイナミックな変化につなげる米国と社会の安定を重視する日欧の雇用調整の違いが回復速度の差にもなっている。