ワースト1は東京!驚くべき
都道府県別「食糧自給率」ランキング
ちなみに、都道府県別で見た場合、食糧自給率がダントツに高いのが、北海道の198%、次いで秋田(181%)、山形(136%)です(2013<平成25>年確定値・カロリーベース・農林水産省調べ)
食糧自給率100%を超えている都道府県は、47のうち6つと意外に少なく、全国ワーストの食糧自給率は東京都(1%)になります(2013<平成25>年確定値・カロリーベース・農林水産省調べ)。
人工密度、カロリーの高い穀物が多いなど要素はいろいろありますが、こう考えていくほうが、食糧自給率を「自分ゴト」にとらえられるのではないでしょうか?
そして、先の「自分自給率」。
この「自分自給率」を上げることは、表の数字には出てこないかもしれませんが、結果的に国の食糧自給率を上げることに直結します。
家庭菜園する人が増えると野菜が売れなくなると、家庭菜園をあまりよく思っていない農家の方もいますが、そうではなく、農家がそんな「自分自給率」を上げるお手伝いする。育てる人が増えることは農への理解が深まるいいチャンスでもあります。
わが「風来(ふうらい)」では、そういう想いから、農家と一般の人を結びつける「農コン」や「菜園教室」、苗の販売なども行うようになりました。
農産物販売だけなく、こういった教室をすることが社会貢献につながると思うと、農家という仕事に誇りが出てくるのです。