もう一方の「内臓脂肪」は、ジェル状の脂肪であり、常に血液中に溶けだしています。すでに溶けでているだけあって、運動などで燃焼させやすく、落としやすいのですが、早急に燃焼されなければ、だんだん血管に付着していってしまいます。それはやがて動脈硬化や、高脂血症、高血圧、糖尿病など、死に直結する深刻な病気を引き起こす恐れがあります。

 つまり、命を落とすリスクのある脂肪なのです。

 だから本当は、「やせたい」ということ以上に、命にかかわるリスクを減らすためにもダイエットは必要なのです。そこをよく心得てください。

ダイエットが続かない人には
共通する特徴がある

「ダイエットがうまくいかない人」、つまりダイエットに挫折しやすい人には、大きく分けて3つの特徴があります。

 まず1つ目は、「熱しやすく冷めやすいタイプ」です。

 このタイプの人は、テレビや雑誌のダイエット特集を見たり、太った自分の写真にショックを受けたりしたとき、瞬間的に「よし、ダイエットするぞ!」と決意します。

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 そして「糖質制限もやろう、ランニングもやろう、ジムにも行こう、ストレッチもやろう」と、あれもこれもと、たくさんのダイエット法に手を出します。結局、途中で飽きたり、多過ぎて時間が足りず1つでもできなくなると、あとは雪崩を打つようにいっせいに全部の習慣をやめてしまうわけです。「興味を持つと一直線だが、いったん興味を失うと知らんぷり」というタイプといえるでしょう。

 2つ目のタイプは、「完璧主義」です。

 これは日本人に非常に多いタイプで、ダイエットの指導をしてきた立場からいえば、「私は、そんなことはない!」と主張する人の多くが、実際はこのタイプに当てはまっていました。彼らは、例えば「スクワットをしましょう」というと、「膝は何度の角度に曲げますか?」「最低何回やらないといけないのですか?」などと細かい説明を聞きたがります。